フジサンケイビジネスアイ【太陽の昇る国へ】
緊迫するウクライナ 日本の対応は

□幸福実現党党首・釈量子

 --2月末、ウクライナで親ロシアのヤヌコビッチ政権が崩壊し、親欧州勢力による暫定政権が発足しました。新政権に反発するロシアのプーチン大統領が、ロシア系住民の保護を理由にウクライナ南部のクリミア自治共和国を実効支配したことから、情勢が緊迫化しています

 国際社会は、ロシアの行為は他国の主権侵害であり国際法に明確に違反しているとして、非難を強めています。米国はロシアに対して要人らの在米資産凍結や米国への渡航禁止などの制裁措置を発動。これに続いて欧州連合(EU)も制裁に踏み切る構えです。

 --欧米とロシアの対立から、冷戦の再来を危惧する声もあります

 ソ連崩壊後、独立したウクライナは財政的に危機的な状況にあり、ロシアとEUを両天秤にかけて援助を引き出すことで、国家の生き残りを図ろうとしてきました。今回の政変も、昨年11月、政府がEUとの連合協定締結を見送ったことで、親EUの住民が反政府デモを始めたことが発端です。したがって、資本主義と社会主義の対立に基づく東西冷戦構造の復活といった、イデオロギー的なものとは必ずしも言えません。・・・

続きはこちら…

http://www.sankeibiz.jp/macro/news/140313/mca1403132215011-n1.htm

☆釈 量子党首のコラム「太陽の昇る国へ」は、毎月第2・4金曜日に掲載されます☆

おすすめコンテンツ