日中韓首脳会談を受けて(党声明)

幸福実現党

 このほど約三年半ぶりとなる日中韓首脳会談が開催され、「歴史を直視」との文言を盛り込んだ共同宣言が採択されました。近隣国との関係改善に異論はありませんが、それが歴史認識での我が国の譲歩を求めるものであるならば、容認できません。

 幸福実現党がかねて訴えているように、「南京大虐殺」や「慰安婦の強制連行」は歴史の捏造です。先の大東亜戦争は日本の自衛戦争であり、また、列強による植民地支配や人種差別政策を打破するとの大義がありました。

 民主化運動を武力弾圧した天安門事件や、ベトナムでの韓国軍による民間人への残虐行為など、中韓こそが自らの所業を「直視」することなく、事実無根の反日世論形成に注力しているのです。正しい歴史観に立脚しない未来志向の関係など画餅にすぎません。

 また、今般の首脳会談では、北朝鮮の核問題での連携も確認されました。地域の安全を確保するには、朝鮮半島の非核化はもとより、海洋権益拡大を図る中国の抑止が欠かせません。南シナ海での人工島造成など、地域の緊張を中国がいたずらに高めるなか、その行為は厳しく指弾されてしかるべきです。

 日本は地域の平和及び繁栄の実現に大きな責任を担うべきであると幸福実現党は考えます。この国を世界のリーダー国に飛躍させるべく、わが党は今後とも力を尽くす所存です。

【党声明】日中韓首脳会談を受けて

 

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