本当にこのままでいいの?
日本のエネルギー
幸福実現党
党首 釈量子
台風15号の影響で、千葉県南部を中心に大規模停電が発生しました。停電中の自宅で、熱中症で亡くなる方が出るなど生命に関わる事態となりました。日頃、当たり前のように使っている電気の安定供給がいかに重要であるかを考えさせられます。
日本は原油の約9割を中東に依存しています。9月にはサウジアラビアの石油施設が攻撃され、10月にはイランのタンカーが攻撃を受けるなど、中東情勢は緊迫しています。より深刻なのは、南シナ海での軍備拡張を進める中国の動きです。日本は原油・液化天然ガス(LNG)のほとんどを南シナ海経由で輸入しており、万一、中国がこの海域を封鎖すれば、日本へのエネルギー供給がストップします。いまこそエネルギーについて真剣に議論すべき時です。
日本のエネルギーの現状
エネルギー自給率がとても低い!
日本は石油や天然ガスなどの資源に乏しい国です。日本の一次エネルギー自給率は9.6%(2017年)であり、OECD35カ国のうち34位と低い水準です。
国際情勢の影響を受けやすい
原油の輸入先の約9割は紛争が多い中東地域で、エネルギー供給が国際情勢の影響を受けやすい状況にあります。石油の多くは運輸部門に使われており、石油が入って来なくなれば、交通や物流が止まり、日本への影響は甚大です。
天然ガス(LNG)についても輸入頼みです。これらは、中国が覇権拡大を狙う南シナ海を経由して日本に届きます。万が一の有事の際は、約6割が発電に使われている天然ガスの輸入にも支障をきたし、電力の安定供給に影響が及ぶ可能性があります。発電ができなくなれば、水道、通信、交通にも影響が及びます。工場も稼働できず、食料や生活用品なども手に入らなくなります。
幸福実現党 エネルギー自立のための3つの政策
① 原発の再稼働•新増設を進めます
福島第一原発事故と、その後の規制強化によって再稼働が進まなかった結果、2010年に20.2%だったエネルギー自給率は、9.6%にまで落ち込んでいます。
幸福実現党は、実質的な安全が確保された原発をただちに再稼働するとともに、「40年廃炉規制」を即時撤廃し、原子力規制のあり方を見直します。
また、電力自由化のため、民間企業による原発の新増設が困難になることから、政府の積極的な支援により原発の事業環境を整備します。
② エネルギー資源外交を強化します
中東や南シナ海等における有事に備え、米国・ロシアからの石油・天然ガスの輸入を増やします。
特に、ロシアとは早期に平和条約を締結し、日露を結ぶ天然ガスパイプラインを建設して一部の天然ガスを安定的に輸入し、地政学リスクを軽減します。
さらに、安価で地政学リスクの低い重要な燃料である石炭の利用を守ります。
③ 再エネの主力電源化・電力システムを強化
再生可能エネルギーを大量導入するためには、新しい電力システムを構築する必要があります。幸福実現党は、老朽化が始まっている送配電網を公共インフラとして抜本的に再構築します。
また、電気自動車(EV)等による交通の電動化を進め、運輸部門の石油依存を低減するとともに、EVを電力の貯蔵・需給調整システムの一部として活用します。
再生可能エネルギー
地熱発電
風力・太陽光発電
台風第19号災害被災者 支援義援金募集
令和元年台風 第15号被災地での復旧・救援ボランティア活動に参加
甚大な被害が発生した千葉県南部の鋸南町において、現地での復旧・救援ボランティア活動を行いました。
9月20日には、七海ひろこ党広報本部長、いき愛子神奈川県本部統括支部代表が現地に入り、総勢7名でガラス温室の割れた破片の撤去作業を行いました。
今後も、被災地に寄り添いながら、復旧・救援ボランティア活動を展開していきます。
幸福実現党は「令和元年台風第19号 災害被災者支援義援金」の口座を設け、義援金の受付を開始いたしました。
下記口座にお寄せいただきました募金は、全額、台風の被害に遭われた被災地にお送りします。
- 三井住友銀行
- 五反田支店(店番:653)
- 普通口座
- 8284068
- 口座名義
- 幸福実現党(コウフクジツゲントウ)
- 電話番号
- 03-6441-0754
- 受付期間
- 2019年12月10日まで