新型コロナウィルス感染拡大で明るみに出た「中国の本質」
幸福実現党
党首 釈量子
中国の武漢市で発生した新型コロナウィルスの感染拡大が続いています。
アメリカやオーストラリアなどが中国に滞在した外国人の入国を禁じた一方、日本は中国からの入国禁止は湖北省と浙江省に限っており(2月末現在)、政府の対応の甘さに批判が集まっています。実際、感染ルートが不明なケースが出ており、今後ますます感染者が増える可能性が指摘されています。
同時に、この感染症をきっかけに、中国の情報隠ぺい、人権無視の傾向が改めて明るみに出てきました。日本は今こそ、親中的な外交・経済政策を転換し、中国共産党の脅威から日本と世界を守るべきです。
日本に危機をもたらす3つのチャイナリスク
チャイナリスク
ChinaRisk1
情報隠ぺい・人権無視
日本にも感染拡大の被害
中国当局は「人への感染の可能性は低い」などとして情報開示をためらい、対策が遅れた結果、世界に感染を拡大させてしまいました。人命より体制維持を重視しようとする中国のスタンスは国内外から非難されています。
- 早期から新型肺炎を警告していた医師8人が「デマを流した」として摘発される。
- インターネット上に書き込まれた感染を訴える書き込みを中国当局が次々に削除。
- 初めて「原因不明の肺炎」が確認されてから習近平主席が拡大阻止を指示するまで約40日かかる。
- 中国政府がWHO(世界保健機関)に対し、「緊急事態宣言を出すな」と圧力をかける(フランス紙より)。
チャイナリスク
ChinaRisk2
中国経済の失速
日本経済も打撃
感染拡大防止を目的に、中国全土で約7億8千万人が移動制限を受け(2月下旬時点)、工場や小売店が閉鎖や休業に追い込まれました。米中貿易摩擦で苦境に陥っていた経済に、さらなる追い打ちとなっています。
結果として、2020年1-3月の中国の実質GDP成長率が約2%下がり、また世界の経済的損失は22兆円に達するとの予測も出ています(ムーディーズ試算)。
チャイナリスク
ChinaRisk3
国際ルール無視の
生物兵器開発
米ワシントンタイムズ紙などは、新型コロナウィルスが「生物兵器」である可能性を指摘。事実であれば「生物兵器禁止条約」に違反します。
さらに英科学誌ネイチャーによると、過去中国のウィルス研究施設からはSARSウィルスが何度も流出しています。管理体制のずさんさが懸念されていました。
\幸福実現党の提言/
今こそ、親中外交・経済からの転換を
日本政府の押し進める中国頼みの国家戦略に未来はありません。
幸福実現党は日本の真の「独立」を成し遂げる政策を提言します。
1. ジャパン・ファーストで
脱・中国依存経済
日本企業の国内回帰の推進
新型コロナウィルス問題で人やモノの動きが止まり、中国にある工場の多くは操業を停止しています。中国からの部品調達が滞った結果、日本にある工場も一時的な生産停止に追い込まれました。
日本の雇用を増やし、景気を回復するためにも、製造業の国内回帰を進めるべきです。幸福実現党は法人税の減税や労働規制の緩和などによって海外進出企業が日本に戻りやすくします。
減税による内需拡大
現在、訪日客の3分の1は中国人であり、中国人による消費は年間約1.7兆円(2019年)にも及びます。
日本は中国のインバウンド消費を頼みにしていますが、中国一国に景気を左右される状況は危ういと言わざるを得ません。急ぎ消費税を5%に減税して日本国民による消費を拡大します。人口過疎地域への減税措置により、地方経済の活性化をめざします。
2. 習近平氏の国賓来日は中止を
親中外交の見直し
感染症対策の支援物資を提供する日本に対し、尖閣周辺の領海侵入など「恩をあだで返す」行為を重ねる中国。習近平主席の国賓来日の中止はもちろん、中国寄りの外交姿勢を見直します。
また国防を強化することで、中国による領海・領空侵犯などに毅然とした態度で臨みます。
3. 中国の自由化・民主化を後押し
中国で「言論の自由」「民主化」を求める活動家らを支援し、国際世論を高めます。
また、中国の人権状況を監視する法律を制定し、人権弾圧に関わった中国共産党員に対しては制裁措置を講じます。
幸福実現党 公式チャンネル
「言論チャンネル」配信中
政治や経済、社会保障、国際関係など時事問題の気になるテーマを取り上げ、本音の議論を進めます。新型コロナウィルス問題動画も配信中です。
緊急発刊
中国発・新型コロナウィルス感染 霊査
中国全土で猛威を振るう新型悪性ウィルス。感染拡大は阻止できるのか。そこに隠された天意とは。情報統制や人命の軽視―。中国の様々な問題点とともに、日本の目指すべき方向が明らかにされる。
大川隆法著 幸福の科学出版刊