終戦の日にあたって

平成25年8月15日

 本日、わが国は68回目の終戦の日を迎えました。先の大戦で亡くなられたすべての御霊に対し、謹んで哀悼の意を表します。今日、私たちが平和と繁栄を享受できるのも、ひとえに大戦での尊い犠牲と敗戦の焦土から復興を成し遂げた先人たちのご尽力の賜物にほかなりません。終戦の日にあたり、わが国の来し方行く末に思いをこらし、国難打破はもとより、世界平和への誓いを新たにするものです。

 安倍晋三首相は、本日の靖国参拝を見送る意向とのことですが、その姿勢は誠に残念でなりません。国のために一命をなげうった英霊に哀悼の誠を捧げることは、国家の指導者にとって当然の務めであり、安倍首相には、靖国神社の秋の例大祭に参拝するよう求めます。

  終戦からまもなく70年。わが国は主権国家として、自国の平和と安全を他国に委ねる現状から脱却するとともに、憲法改正を視野に、正しい歴史認識を打ち出すべきであると考えます。

  過日、わが党の大川隆法総裁が、政府の歴史認識を改める新たな首相談話の参考として、「大川談話-私案-」を発表しました。同談話では、先の大戦は欧米列強の植民地支配からアジアを解放し、白人優位の人種差別政策を打ち砕く聖戦であったことを内外に鮮明にするとともに、河野・村山両談話を「遡って無効である」と宣言しています。安倍首相には、大川談話に基づき、「安倍談話」を発表するよう重ねて求めるものです。

  なお、本日、幸福実現党は党首以下、靖国神社を参拝するとともに、「終戦の日 英霊への慰霊と感謝の集い」(東京・赤坂のユートピア活動推進館で12時、14時の2回開催)にて、宗教政党として日本の平和と繁栄、そして世界平和を祈念いたします。

幸福実現党 党首 釈 量子

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