幸福実現党の大川隆法総裁はこのたび、政府の歴史認識を改める、新たな首相談話の参考となるよう、「大川談話― 私案―」を発表しました。
大川談話―私案― (安倍総理参考)
わが国は、かつて「河野談話」(一九九三年)「村山談話」(一九九五年)を日本国政府の見解として発表したが、これは歴史的事実として証拠のない風評を公式見解としたものである。その結果、先の大東亜戦争で亡くなられた約三百万人の英霊とその遺族に対し、由々しき罪悪感と戦後に生きたわが国、国民に対して、いわれなき自虐史観を押しつけ、この国の歴史認識を大きく誤らせたことを、政府としてここに公式に反省する。
先の大東亜戦争は、欧米列強から、アジアの植民地を解放し、白人優位の人種差別政策を打ち砕くとともに、わが国の正当な自衛権の行使としてなされたものである。政府として今一歩力及ばず、原爆を使用したアメリカ合衆国に敗れはしたものの、アジアの同胞を解放するための聖戦として、日本の神々の熱き思いの一部を実現せしものと考える。
日本は今後、いかなる国であれ、不当な侵略主義により、他国を侵略・植民地化させないための平和と正義の守護神となることをここに誓う。国防軍を創設して、ひとり自国の平和のみならず、世界の恒久平和のために尽くすことを希望する。なお、本談話により、先の「河野談話」「村山談話」は、遡って無効であることを宣言する。
平成二十五年 八月十五日
自虐史観に終止符を
昨年末の就任当初は、新たな歴史認識として「安倍談話」を出そうとしていた安倍晋三首相。しかし、国内の左翼マスコミや中国や韓国の非難、さらにはアメリカの圧力を受け、見直しの意向を示していた 「河野談話」「村山談話」の踏襲を決めました。
※河野談話とは…1993年、河野洋平官房長官(当時)が、従軍慰安婦問題への旧日本軍の関与を認めた談話。
※村山談話とは… 1995年、村山富市首相(当時)が、アジア諸国への植民地支配と侵略を認めた談話。
この二つの談話を根拠に、左翼マスコミや中国、韓国は、「残虐な侵略国家だった日本が憲法を改正すれば、再び軍事大国化する」とばかりに改憲を阻止してきました。しかし、周辺国の軍事的脅威が目前に迫るなか、今後、憲法改正や、国防軍の創設を視野に入れるのであれば、歴史認識の見直しを避けて通ることはできません。
安倍首相には、上に掲げた「大川談話」をもとに新たな談話を発表し、正しい歴史観に基づく日本の姿勢を明らかにするとともに、自虐史観の払拭を図るよう強く要望します。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~