今、政治に必要なのは、善悪の価値判断と行動力!

釈量子党首インタビュー 政治的正しさを語る

昨今、いわゆる「イスラム国」による人質問題など、
テロの脅威に揺れる国際社会。政治的正義とは何かー。
さらに2月11日の建国記念の日に発刊する『太陽の昇る国』について、党首の現在の思いを聞いた。

 

―「イスラム国」による日本人人質事件など昨今の情勢をどう見るか?

 現在、海外にいる日本人の数は約126万人です。危険地帯へ“ 自己責任” で赴いたケースだけでなく、民間企業の関係者やその家族が、同様の事件に巻き込まれる危険性は年々増しています。

 2013年、邦人10名が殺害されたアルジェリア人質事件同様、在外日本人がテロ組織に拘束されたとしても、自衛隊が救出に行くことができない現状は残念でなりません。

 テロ組織拡大には、強かったアメリカが正義や誇りを失い、「世界の警察」の地位を自ら捨てたことが背景にあります。国際秩序が揺れる中、日本も対米追従一辺倒の外交・安全保障のあり方を見直し、自らを守り抜くための手立てを考える必要があります。

 ※この記事は「幸福実現NEWS」第65号党員限定版の内容をホームページ用の記事にしたものです。

 

―日本政府の対応については?

 今回の安倍首相の対応は、国際社会では通じない「日本だけに通じる常識」を痛感させるものでした。安倍首相は、外遊先のイスラエルの会見で、「身代金を払う考えがあるのか」という外国人記者の質問に、「人命第一に全力を尽くす」と同時に、「テロに屈しない」と矛盾した発言をしました。他方、「イスラム国」に対しては何をするかは明言はしませんでした。

 仮に人命尊重のため身代金を払うとどうなるか。それは目的のために手段を選ばないテロリストと同じ土俵に立たされるということなのです。「イスラム国」は宗教的背景や抑圧された歴史に基づき、彼らなりの大義を掲げているのかもしれません。しかし現状においては、国際秩序に対する脅威に他なりません。その要求に屈することは、間接的にテロに加担し、結果、その拡大につながるという悪循環を生むのです。

 政治的にも経済的にも責任ある日本が、善悪の価値判断から逃げるあいまいな姿勢は、もはや国際社会にとっては理解しがたい態度です。他国からの侮りを受けることにもなりかねません。

 

―国際社会の正しさの基準の見極め方は?

 目的と手段を履き違えたテロ組織が広がり究極までいったらどうなるか。人類にとって幸福かどうかを考えれば、正しさの価値判断はつきます。テロの要求に従うことは、国際秩序を揺るがす悪の容認に他なりません。

 邦人の人質や殺害はわが国に対する実質的な「宣戦布告」に等しく、「日本の正しさ」を世界に発信できるか否かが問われています。世界中が「日本の正義はいかに」を注視しているといっても過言ではありません。

 

―日本政府はどのような政治判断すべきか?

 世界から信頼されるには、言葉と態度を一致させることです。理想を言えば「テロに屈することはない」と世界に発信しつつ、政治的責任と判断で粛々と邦人救出のため尽力することです。あらゆる可能性を検討した結果、やむを得ない場合は超法規的措置で特殊部隊を派遣し人質の救出するくらいの気概があってこそ、世界から信頼される国家ではないでしょうか。それでこそ、真の人命尊重と考えます。曖昧模糊とした発言は、日本人からも世界のどの国からも信頼も失います。

 今後、同様の事件を防ぐためにも、国家・国民を守り抜く姿勢を鮮明にするとともに、地域の安全を確保し得るための体制の構築を急ぐべきと考えています。自衛隊による邦人救出が実行できるよう、実効ある法整備を強く要望致します。当然ながら、国防の手足を縛る憲法9条の改正も急がねばなりません。

 

―新刊『太陽の昇る国』のタイトルに込めた思いは?

 『太陽の昇る国』というと、日の丸や天照大神といった日本古来のイメージを思い浮かべる方が多いでしょう。しかし、幸福実現党の党首として、「太陽が昇る」ということはどのような時代かを一言で表すとすれば、マルクスの『共産党宣言』を葬り去った世界の実現ということです。つまり、『幸福実現党宣言』に盛られた精神が国是となり、世界のリーダー国家となる日本を描いたものなのです。

 本著は幸福実現党の目指す日本の姿を、各界の9人の方の対談を通じて、「新生・日本」を浮かび上がらせました。

 建国記念の日に加え、戦後70年の今年。誰もが国に思いをはせる時期です。私は、日本のドラマはこれからだと確信しています。歴史認識の問題や憲法改正など、山積する課題を乗り越えることができた時、日本は「坂の上の雲」を越え、ライジング・サンを実現することができるはずです。

 

『太陽の昇る国』 日本という国のあり方

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―党員の皆様へメッセージを

 党員の皆様の温かいご支援、心より感謝申し上げます。私たちの活動の一つ一つが日本の誇りを取り戻し、子供たちの未来を守り、「正しさ」を具体化していきます。

 私たちは日本のみならず、国際社会における「正しさ」を発信し続けます。国際社会の真なる平和と繁栄を目指して-これからも党員の皆様と心を一つにして、力強く活動を展開して参りたいと思います。どうぞ引き続き、ご支援ご協力、よろしくお願い致します。

 

幸福実現党は、「中国による『南京大虐殺』『従軍慰安婦』のユネスコ記憶遺産への申請に抗議し日本政府に万全の措置を求める署名」を呼び掛けています。

歴史のねつ造は許さない

 幸福実現党は、中国による「南京大虐殺」「従軍慰安婦」のユネスコ記憶遺産への申請に抗議し日本政府に万全の措置を求める署名を呼び掛けています。

 署名用紙は党公式ホームページからダウンロードできます。署名は党本部にて取りまとめ、内閣府を通じて内閣総理大臣宛てに要請を行う予定です。署名用紙は下記の締切日必着で党本部に送付ください。

【最終締切】3月24日(火)

【署名送付先】 幸福実現党本部 〒107-0052 東京都港区赤坂2-10-8
        電話 03-6441-0754

  署名用紙 → ダウンロード
  ※署名の趣旨・詳細はこちらのページをご覧ください。

 

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 ※この記事は「幸福実現NEWS」第65号党員限定版の内容をホームページ用の記事にしたものです。

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