「フジサンケイ・ビジネスアイ」WEBサイトに、連載記事【太陽の昇る国へ】が掲載されましたので、その一部を転載いたします。
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□幸福実現党党首・釈量子
--安倍首相が米上下両院合同会議で演説を行い日米同盟を「希望の同盟」と位置づけ、世界の平和と繁栄に大きな役割を果たしていく旨訴えました
演説の前日に開催された日米首脳会談では台頭著しい中国をにらみ、安全保障・経済両面での日米関係の強化が確認されましたが、訪米により日米の強い絆が国際社会に印象づけられたことを幸福実現党としても歓迎します。
--演説は戦後70年談話につながるものとして注視され、韓国が激しいロビー活動を展開。また一部の米議員が謝罪を盛り込むよう求めていました
さまざまな圧力があるなか、「村山談話」で用いられた「植民地支配と侵略」などの表現は避け、未来志向のメッセージが発信されました。その一方、先の大戦をめぐって「痛切な反省」を表明し、歴代首相の認識を引き継ぐ考えを示してもおり、歴史認識の見直しにおいて踏み込み不足の感は否めません。
明確な謝罪がなかったために中韓は非難しているものの、米国内で好評だったことから、これで新談話の骨子が決まったかのような見方もされていますが、安倍首相には、歴史認識をめぐる日本の名誉回復のためにどうか力を尽くしていただきたいと思います。
本欄で指摘してきましたが、「日本は侵略国家である」とする東京裁判史観は、戦勝国側が広めた事実無根の歴史観です。先の大戦で日本が戦ったことが、欧米列強の植民地支配に終止符を打ち、白人優位の人種差別政策を打ち砕いた事実を国際社会で共有すべく、日本として働きかけるべきです。これまでの良好な日米関係を踏まえ、米国にも歴史認識について公正な態度を求め、民間人の大量殺戮(さつりく)である東京大空襲や原爆投下に関して反省を促すべきときが来ているのではないでしょうか。
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☆釈量子党首のコラム「太陽の昇る国へ」は、毎月第2・4金曜日に掲載されます☆