大川隆法総裁と釈量子党首の対談 「『夢は尽きない』―立党10周年記念対談―」を開催

 

大川隆法総裁と釈量子党首の対談

 
東京都港区の幸福の科学東京正心館で3月30日(土)、幸福実現党 創立者 大川隆法総裁と幸福実現党 釈量子党首 の対談 「『夢は尽きない』―立党10周年記念対談―」が開催されました。

大川総裁は冒頭、10周年を迎えるにあたり「全然、やり足りない。本番はこれから」と叱咤激励。釈党首は、党創立者の大川総裁、全国の支援者や党員への感謝を述べました。

最近の話題として、大川総裁は「働き方改革関連法案」に言及。「新天皇即位の前後は10連休になる。官公庁が全部休みで、国会も休みだが、日本にとって追い風になるのか?」と問いかけると、釈党首は「中小企業にとっては非常に厳しく、『従業員はいつ来てくれるんだ?』という状況で、GDP押し下げ効果があるのははっきりしています。やることが全部あべこべになっています」と答えました。大川総裁は「政治家も経営者マインドがない。休みを出せば、ローマの『パンとサーカス』のように人気が集まると思っているのだろう」と批判しています。

8%から10%への消費増税についても、大川総裁は「キャッシュレス決済にしたら還元するなど言っているが、筋が通っていない。『上げたら景気が悪くなる』ならシンプルにやめればいい」と、オリンピックまで景気をもたせるための目先の対策だと喝破しています。釈党首は「共産党は、消費税は下げるが、大金持ちから取る政策のラインナップがびっしりある。私たちのように、消費税を下げることで景気を良くして逆に税収を上げる、と言っているところはありません」と語りました。

演題の「夢は尽きない」について、大川総裁は日本の政界の状況を念頭に、「夢は尽きるわけがない。『自由・民主・信仰』が通用しないし、報道の自由度も世界72位と言われていて、しかも封建時代と同じ世襲制も流行っている」と問題を指摘しています。釈党首は「戦後体制を乗り越え、日本に精神的主柱を立てたい。日本中で与党にも野党にも訴えどころのない方のお声をいただいておりますので、何とか救いたい。そして中国で弾圧されている方も救いたい、という思いでいっぱいです」と夢を語った。

大川総裁が台湾で行った講演を収録した新刊『愛は憎しみを超えて』について、釈党首が、「台湾の皆様が、『二度と見捨てない』『台湾はすでに独立している』という大川総裁の言葉に、大変な勇気の原理だということで感動されています。私たち日本人も、まさにこの侍精神を持ちたい」とすると、大川総裁は「蔡英文総統も、『独立』という言葉を使わないようにしているが、(中国が)他国の言論の自由まで奪うのは行き過ぎている」としました。

質疑応答での憲法改正に関する質問に対し、大川総裁は「与党は3分の2の議席を取っているので、憲法改正のチャンスは十分にあったはずだが、勇気がないのだろう。自衛権は国家であれば自明のものなので、法律的に筋を通したいなら、それを国民に問うて戦うべき。江戸幕府も、財政が持たなくなって潰れかけていたところで革命が起きている。憲法を変えられないなら、あと700兆円くらい、国家が倒産するまでばらまいて、それから国を作り直したほうがいいかもしれない。国民がいれば国は簡単に作れるんです」と、規格外の国づくりの可能性を語りました。

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