幸福実現党は4月25日に幸福実現党本部で記者会見を行い、次期参院選に、埼玉県の小島一郎と大阪府の数森けいごを追加公認することを発表しました。幸福実現党の参院選候補予定者は、比例1人、選挙区9人の合計10人となりました。
統一地方選で公認地方議員が35人に
釈量子党首は冒頭、統一地方選において19人が当選し、公認地方議員が合計35人、推薦を含めると40人以上になると報告。引き続き草の根の運動を続け、各地の地方選にチャレンジしていくとしました。
女性議員の割合が1割程度であることが問題視される中、幸福実現党の公認地方議員は現在、71.4%が女性です。これについて釈党首は、「女性だから特別扱いしているというよりは、幸福実現党はチャンスの平等を大切にしている。女性も活躍できる、開かれた社会をつくりたい。それに少子高齢化、教育問題を考えるには、『女性目線』『母親目線』はどうしても必要」と語りました。
次期参院選「絶対勝つという意気込み」
幸福実現党は、「消費税10%への増税中止を求める署名」を、内閣府を通して安倍首相宛てに提出しています。過去、2012年、2013年に行った署名を合わせた数は30万筆を超えました。釈党首は、「全国各地で、『消費増税は困る』というお声を受けながら活動してきた。私たちは、むしろ減税や規制緩和、未来型投資によって日本経済を成長させ、『経済成長による健全財政』を目指すべきと考えている」と語りました。
外交・国防については、「自民党の支持者のなかには『「反日暴走」の文在寅政権に対して、声が挙げられていない』『中国の軍事的脅威に対して何も言えていない』『憲法改正に対して腰が引けているのではないか』など、『物足りない』というお声がたくさんある。それに台湾の蔡英文総統が日本に安保対話を求めている中、日本政府は何の反応も示していない。こうした不満の声もしっかりと受け止めながら、日本としてあるべき姿を訴えていきたい」としています。
質疑応答では、「国政への意気込み」についての質問に対し、「地方議員が全国に増えることで、顔が見える形で皆様のお声を吸い上げつつ、それを国政と連動させることができるようになった。10周年ということで、必勝体制で取り組ませていただこうと思っている。絶対勝つ!という意気込みで向かっていこうとしている」としています。