自由と民主主義を求める
香港の人々に支援の声を!
幸福実現党
党首 釈量子
参院選では、年金問題や消費増税の是非などが争点となりましたが、アジアでは、同時期に北朝鮮のミサイル発射や南シナ海における中国の対艦弾道ミサイルの発射訓練が行われていました。
6月に香港で始まった「逃亡犯条例改正案」に抗議するデモ活動も激化し、アジアの環境は厳しさを増しています。年初より、中国は台湾統一に向けて「武力行使も辞さない」と明言していることも忘れてはいけません。
香港では、いつ中国政府による市民の弾圧が始まってもおかしくない状況ですが、日本の与野党はこうした安全保障に関わる重要な議論を置き去りにしています。中国が香港を抑圧した場合、その動きが台湾や沖縄へと波及する危険性もあるので、私たちは、この問題を対岸の火事として見過ごすことはできません。いまこそ、日本は東アジアの自由や民主主義を守るために、リーダー国としての使命を担う時が来ているのです。
香港市民の4人に1人が参加!
香港200万人デモ
第二の「天安門事件」の危機
本年6月に香港で起きた「逃亡犯条例改正案」に反対するデモは200万人規模となり、8月13日現在で逮捕者は700人を超えています。
民主主義を守るための香港市民によるデモに対して、7月末、中国政府は人民解放軍による香港鎮圧を想定した訓練の動画を公開したり、8月中旬には香港と境界を接する深圳市に数千人規模の武装警察を集めるなどして独立派をけん制、第二の「天安門事件」が危惧されています。
さらに新疆ウイグルと同じく、民主化を求める市民が強制収容所に拘束される危険性も指摘されています。
逃亡犯条例改正案とは
香港の「逃亡犯条例改正案」とは、中国本土への容疑者の引き渡しを可能にするものです。
2つの危険性
- 中国政府に批判的な民主活動家らが、容疑をかけられ中国本土へ引き渡される。
- 香港の「言論の自由」「民主主義」が
失われる。
関連書籍案内
政府も野党マスコミも、なぜ黙っているのか? 中国に飲み込まれる香港の自由と民主主義。香港200万人デモの次は台湾、尖閣・沖縄にも悲劇が。
大川隆法 著
幸福の科学出版刊
定価1,620円(税込)
香港デモを巡る関連国の反応
日本
静観
「平和的に対話を通じて問題が沈静化することを期待する」
河野太郎外相
8月20日 日中外相会談
アメリカ
中国牽制
「香港で天安門事件が再現される事態となれば、中国との貿易協議で合意するのは一層困難になる」
トランプ・米大統領
8月18日
台湾
香港支援
「香港の人たちへ、台湾や世界中の志を同じくする友人が支持していることを覚えていてください」
蔡英文・台湾総統
6月12日のツイート
7月19日、台湾政府は保護を求める香港の人を援助する方針を発表
イギリス
香港支援
「香港市民には英国籍を与えるべきだ。香港の抗議運動を支援する英国の姿勢を見せるときだ」
トム・タジェンダット
イギリス下院・外交委員長
8月中旬
中国
香港境界に武装警察、装甲車100台が集結
8月15日
6月
香港デモ
逮捕者は700人に
(8月13日現在)
中国の考え
台湾独立の動きに対して「武力行使を辞さない」
南シナ海の諸島や尖閣諸島は「中国固有の領土」
習近平・中国国家主席
7月に発表された「新時代の中国国防」より
次は尖閣・沖縄が危ない!
「一帯一路に関する日本の出入り口として沖縄を活用してほしい」と中国側に提案
玉城デ二ー・沖縄県知事
4月20日
沖縄に忍び寄る「一帯一路構想」
中国の「一帯一路」は諸外国から「債務の罠」と考えられている。例えば多額の債務を負わせ、その借金のカタに港を軍港化するケースがある。
幸福実現党 3つの政策
香港、台湾の危機は対岸の火事ではありません。中国の覇権主義から香港や台湾を守ることは、日本の国防にもつながります。日本がアジアのリーダー国としての役割を果たすために、幸福実現党は、3つの政策を提案します。
1 香港や台湾などの民主化勢力を支援
中国の人権侵害を是正するために、国際世論形成に尽力します。
2 日台関係の強化
台湾関係法の成立を働きかけ、日台の国交回復や台湾の国連加盟を後押しします。
3 憲法9条改正
国民の生命・安全・財産を守るために自衛隊を国防軍にします。
6/18 内閣府へ「政府から香港逃亡犯条例改正撤回を求める要望書」を提出。
6/26東京「中国の覇権主義から香港・台湾・日本を守ろう!」デモに約950人が参加。