台湾への軍事侵攻を許さない
中国の悪事を止める決断を
現在、中国は「一つの中国」を主張し、香港の余勢を駆って台湾侵攻を狙っています。
そして、世界は中国が拡散させるコロナ・ウィルスによって、すでに「戦争状態」にあります。先の大戦で共に戦った大切な友人である台湾の人々を二度と見捨てることのないよう、また自分の国を自分で守るために、日本には非常に大きな決断が迫られています。
1. 台湾侵攻、そして日本の危機
中国が台湾への圧力を強めています。昨年、950機超の中国軍機が台湾の防空識別圏に侵入し、台湾上陸を想定した軍事演習も行われました。さらに、中国は迎撃が極めて困難な極超音速ミサイルを台湾対岸に配備したとされ、米軍をけん制しています。台湾危機は日本の南西諸島の危機にも直結しますが、日本はアメリカの協力なくして自国防衛すらままならない状況です。
出典・画像:台湾国防部より
2.中国の撒くコロナで 「戦争状態」
アメリカや欧州の議員団などは相次いで訪台し、リトアニアも首都に台湾の代表機関を設置するなど、世界に台湾支持の動きが広がっています。これに対し、中国は不当な禁輸などの報復措置を取り、台湾の孤立化を狙っています。一方、中国の人権問題を批判する国々や、在日米軍基地などでは急激にコロナ感染が拡大しています。その「動機」を考えれば、欧米の弱体化や日米分断で利益を得る中国が拡散させたと疑わざるを得ません。
3. 中国と欧米、両方の顔色をうかがう日本
今年2月から開催される北京オリンピック・パラリンピックについて、日本は人権弾圧を問題視する欧米と足並みをそろえる形で閣僚派遣の見送りを表明しました。しかし、日本は「外交的ボイコット」と明言することを避け、また欧米と違い人権問題をその理由に挙げず、中国と欧米の両方の顔色をうかがいました。その背景には「政治は政治、経済は経済」と分離して、中国から得られる経済的利益を失いたくないという思惑があります。
一国平和主義では日本すら護れない!
自由・民主・信仰の価値を守る
戦後、日本の政治や教育から宗教が排除されました。その結果、日本は中国の横暴を前に「二枚舌外交」を続けてきました。信仰無くして正義は打ち立てられないからです。日本と世界に平和と幸福を実現するためには、「自由・民主・信仰」を基本原則とする政治が必要です。
1 台湾危機は日本の危機 台湾を見捨てない
今年2022年は日台断交から50年が経過します。先の大戦では数多くの台湾の人々が日本人として共に戦っていたのです。戦後、日本の台湾に対する態度はあまりに冷たいものでした。大切な友人である台湾を二度と見捨ててはなりません。まずは、日米で協力して台湾を防衛する決意を固めるべきです。また日台政府間のつながりを確立し、日台同盟の実現も視野に入れた憲法九条の改正が必要です。
こんなに近い!中国と台湾、尖閣諸島
2. 今、必要な善悪の価値判断 信仰ある国で団結を
中国や北朝鮮と対峙するためには、「神仏への信仰心を持つ国家」対「無神論・唯物論国家」の対立という見方が必要です。なぜなら、「信仰」こそ人間の尊厳の根拠であり、自由や民主だけでは善悪の判断はできないからです。バイデン大統領はロシアを敵視していますが、プーチン大統領はロシア正教を復活させた信仰篤い人物です。信仰ある国の団結という観点から、日本は中露接近を阻止し、ロシアを西側勢力に引き込むべきです。
Jimmy Siu / Shutterstock.com
活動の紹介
釈りょうこ
〈プロフィール〉
東京都生まれ。國學院大學文学部卒。大手家庭紙メーカー勤務を経て、1994年、幸福の科学に入局。常務理事などを歴任。幸福実現党に入党後、女性局長などを経て、2013年7月より党首。
「成人の日」に街頭演説を行いました。現在の政治について「バラマキ合戦は、やがて増税につながること」、また中国の覇権主義の拡大をふまえ、「自分の国は自分で守るべき」と訴えました。そして、新成人の皆様へ「ご両親への感謝」「自助努力や勤勉の精神によって、新しい時代を拓くこと」の大切さをお伝えさせていただきました。
1月10日、原宿駅明治神宮前にて
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