ロシアとの敵対は亡国の選択
中国の脅威に備えを
幸福実現党
党首 釈量子
ロシアのウクライナへの軍事作戦に対し、日本政府は経済制裁や外交官の国外追放といった措置をとりました。しかしロシアとの敵対はロシア・中国・北朝鮮との
「三正面作戦」につながります。日本は共産主義の独裁国家・中国こそ真の脅威であると認識し、ロシアを含め信仰ある国々で対中包囲網を構築すべきと考えます。
中国とロシア 国際秩序の破壊者はどちら?
中国
台湾問題は一方的な「侵略」
- 台湾は中国に何ら危害を加えていないにもかかわらず、中国は一方的に台湾侵攻の威嚇を続けている。
- 台湾は主要国に「国」として認められておらず、有事の際に援助を受けられる保証もないため独自に国防強化に励んでいる。
野心ある覇権拡大
- 歴史上、台湾は中華人民共和国の一部だったことはなく、自分を中国人と認識している台湾人も2.7%と極めて少ない(※)。
- 中国は台湾以外にもアジア諸国や中東、アフリカなどに対し「一帯一路」戦略を通して影響力を強め覇権拡大を図っている。
※2021年度の数値。Election Study Center, NCCUの調査より。
自分が神になろうとする習近平主席
- 中国は無神論・唯物論国家のため「神仏の子」としての人間の尊さ、すなわち人権の意味を理解していない。
- ウイグル人など漢民族以外の人々を“再教育”と称して強制収容所に入れて、言語・文化・宗教を奪い弾圧している。
- 侵略した地域を「自治区」として編入し、内政問題化して他国に口出しさせないようにしている。
ロシア
ウクライナ問題は「自衛」の戦い
- ロシアにとって、国境を接するウクライナのNATO加盟は安全保障上の脅威となる。ロシアの軍事作戦の目的は、ウクライナ全土の併合や欧州との敵対ではない。
- ウクライナ東部地方の親ロシア派住民は、反ロシアの過激派組織に迫害を受けてきた。ゼレンスキー政権は親露派住民の保護の約束(ミンスク合意)を守らなかったため、ロシアは集団的自衛権を行使せざるをえなかった。
- 欧米はウクライナのEU加盟を促しロシアとの敵対を煽った。
ロシアとウクライナは兄弟国家
- 歴史的にロシアとウクライナは兄弟国家であり、ウクライナ東部ではロシア語を母語とする人口の割合は過半数を超える。
- キエフはロシアで信仰されるロシア正教の聖都でもある。
信仰篤いプーチン大統領
- 信仰を否定する共産主義国家だった旧ソ連と違い、プーチン大統領はロシア正教を復活させた。
- 民族や宗教の多様性を許容し、ロシアには様々な人々が共存している。
- フラットタックス(所得税)の導入や政党登録の規制緩和など、政治・経済の分野でも自由化を進めている。
日本の将来にはロシアとの友好が大切
一方的な報道に寄りすぎることの危険
日本では「ロシアが一方的に悪である」という欧米側に立った報道がされていますが、片側の主張のみに基づいて外交の舵取りをすることは危険です。例えば日本政府は、ロシアが民間人の虐殺という「戦争犯罪」を行っていると非難していますが、一方でウクライナは、3月3日段階で「民間人がロシア兵を殺害する権利」を合法化し、市民が標的になる状況を意図的につくり出しています。ロシアは4月14日、ミサイルを日本海に2発発射しましたが、ロシアに敵対的な態度を取る日本への警告とも考えられます。
対露制裁で日本は自分の首を絞めている
インドや中国はロシアに協力的であるため、ロシアに経済制裁を課しても戦争は止められません。また世界的にエネルギー不足が深刻化している今、日本の石炭輸入量の1割以上を占めるロシアの石炭を禁輸することは自殺行為です。日本の化石燃料の主要な海上輸送路は台湾海峡を通るため、台湾有事の際に輸入が途絶える可能性を考えても、ロシアからの輸入は重要です。日本は対露制裁を撤回し、ロシアとの友好の道を残しながら、ウクライナの中立化による戦争終息に向け外交努力をすべきです。
ロシアを敵に回すと日本が戦場に
ロシアと中国を同じ侵略国家と考え、「ウクライナを守らないと台湾や日本を守れない」とする意見もあります。しかし、ロシアを敵に回すと中露が結びつき、ロシア・中国・北朝鮮との「三正面作戦」を強いられます。そうなれば北海道をも危険にさらし、台湾はおろか尖閣・沖縄の防衛はさらに困難となります。北朝鮮もアメリカ本土に届くミサイルを開発している今、アメリカが日本を守ってくれる保証はありません。日本は信仰を持つ国であるロシアを中国から引き離し、無神論国家を封じ込めるべきです。
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