5月19日、福岡県政記者クラブにて、次期参院選福岡県選挙区の江夏正敏が、出馬表明記者会見を行いました。
会見では、現在の日本が「国家存続の危機にある」という認識を示し、2つの問題を指摘しました。一つ目は、国際情勢において、ウクライナ、北朝鮮、中国の問題と厳しさを増しており、外交・国防政策を間違えば、台湾・沖縄・日本が戦場になる危機感を持っていること。二つ目は、国内において、財政赤字が桁違いに増えている点に触れ、主に2つの政策を訴えました。
(1) 国防 ”奴隷の平和”から”正義のある平和”へ
中国の脅威が急速に高まっており、ウイグルなどに対する人権弾圧も行っている。中国による、台湾有事が起きた場合、尖閣・沖縄も戦火に巻き込まれる可能性も高まる。ウクライナの問題を見てもわかるように、日本が戦場になってもアメリカのバイデン大統領は、日本に兵を送らない可能性が出てきている。一方では「大国となった中国には屈服せざるを得ない」という意見もあるが、中国による支配によって香港は「言論の自由」がなくなった。幸福実現党は、奴隷の平和ではなく正義のある平和を実現し、自由主義、民主主義、信教の自由、言論の自由のある国にしたい。幸福に生きられる平和を構築したい。
外交では、ロシア包囲網ではなく、中国包囲網を形成し、世界大戦や核戦争を防ぐために、日本がウクライナ問題を仲介する。中露の分断によって中露北の三正面作戦を回避することは日本外交の要諦。国防面では、国防の抜本的強化のため憲法9条改正、防衛費の倍増など、さらに核装備の検討に取り組む。
(2) 経済 バラマキから”自助努力の繁栄”へ
政府の借金1200兆円について、個人の金融資産から株式・年金などを除けば、資産は1400兆円であり、借り入れできる余力はあと200兆円しかない。今後もバラマキを続ければ、政府は破綻し、倒産も増え、役所は閉鎖し、その先に超インフレが起き、年金制度が吹き飛ぶ恐れもある。やるべきはバラマキでななく”自助努力からの繁栄”。政府の無駄を省く『減量』を行う。つまり、企業と一緒で、不採算部門のコストカットが必要。デジタル庁や内閣府の廃止、国会議員の定数削減など徹底的に無駄を省き、減税と規制緩和を断行する。しっかりと働く環境をつくり『勤勉革命』を起こすことによって、実体経済を回復させていきたい。
他にも「CO2地球温暖化説」は、シミュレーションで作られたフェイクであり、「脱炭素の嘘」を明らかにして、日本の自由と繁栄を守る。 政府のデジタル庁の創設など、国民の自由を奪う監視強化の流れに警鐘を鳴らす。コロナは中国の生物兵器であり、その責任を追及する。差別はいけないが、社会の混乱を招くLGBTQの行き過ぎた権利拡大の抑止することを掲げました。
最後に、国の存続の危機を招いている根本原因は、善悪の価値観が混乱しているからであり、人間は傲慢になるのではなく、神仏への信仰と謙虚な心が大切である。幸福実現党は、神仏が示す善悪に耳を傾け、それを実践し活動に展開していくことを強調して訴えました。
政策を発表する江夏正敏
【江夏正敏記者会見映像】
5月19日 江夏幹事長「参院選記者会見」
https://www.youtube.com/watch?v=D3o7YnE-q7A
幸福実現党 次期参院選公認候補予定者名簿