令和7年元旦
幸福実現党 党首 釈量子
旧年中も幸福実現党に多大なるお力を賜りましたことを、皆様に心より御礼申し上げます。
立党15周年を迎えた昨年、改めて大川隆法党総裁が幸福実現党に託された「天命」への確信を深めてまいりました。本年は、真なる宗教政党として、神仏の熱い念いを実現すべく、なお一歩を進めてまいります。
幸福実現党の使命は、この世の「常識」を覆し、神仏の価値観に基づく国づくりである「宗教立国」を実現することにあります。『新・日本国憲法試案』や「幸福実現党の精神」など、大川隆法総裁からは宇宙時代の扉を拓く新文明創造のビジョンも示されています。
既成政党には決してできないこの夢の実現に向けて、幸福実現党は志を崩すことなく、「『真なる宗教立国』に向けて、なお、一歩を進めよう」を合言葉に、日本の信仰心、精神性をパラダイムシフトしてまいります。
自助の精神を呼び起こす「小さな政府」を目指そう
経済危機の一つに、繰り返されるバラマキ政策で国民負担率が跳ね上がり、物価高も加速している状況があります。そうしたなか、「小さな政府」に注目が集まっています。
大川党総裁が2009年の立党時に書き下ろされた『新・日本国憲法試案』第十一条に、「国家は常に小さな政府、安い税金を目指せ」とあります。
折しもアメリカでは大統領選を制したトランプ氏が政府効率化省のトップに実業家のイーロン・マスク氏を起用し、大胆な政府支出の削減を目指します。トランプ氏が「小さな政府」路線を歩むのは、「自由は神から与えられた」という宗教的確信を持っているからでしょう。
私たち幸福実現党は、「この世は魂修行の場」という霊的人生観への強い確信のもと、自助努力で人生を切り拓く喜びを味わい、魂を成長させるために「小さな政府」を目指します。
中国の崩壊は神の意志
唯物論・無神論の中国共産党の覇権拡大もまた、世界的な危機の一つです。
私たちは昨年、台湾の立法府で「台湾関係法 幸福実現党試案」を日本の政党で初めて発表しました。これは、台湾を呑み込もうとする中国の野心を警戒された党総裁の「台湾を二度と見捨てない」「日台同盟の樹立を目指せ」という願いに基づいて作成したものです。
大川総裁は「中国の今の政権は崩壊させます。もう、これは『神の言葉』なので、絶対にそうなりますから」(『米大統領選 バイデン候補とトランプ候補の守護霊インタビュー』)と力強く述べられました。
トランプ新政権も、無神論の共産主義の広がりを強く警戒し、政権の中枢に中国強硬派の人材を揃えました。
無神論の共産主義国家は、神の目を意識せず、他国を侵略し、人権を弾圧しても痛みを感じません。信仰ある国が力を合わせ、神を信じない国を包囲するためにも、日本を天御祖神に始まる「武士道の国」としてよみがえらせ「自由・民主・信仰」を政治の基本原則(幸福実現党の精神)としていきます。
心を変えることで世界を変える
地球的な危機の中、大川総裁の政治思想こそが日本と世界の道しるべとなりえます。
特に日本政治の変革のためには、「無責任体制と空気の支配」に象徴される政治風土をつくってきた妖怪性を打破し、御利益信仰から善悪の価値基準を教える造物主信仰へと「信仰体系」を変える事が不可欠です。
内省的な時間を大切にし、心の中の思いを見つめ、「大いなる仏と一体化する力」「この世的なる執着を断った平和な心」(『仏陀再誕』)によって世を変えることが宗教政党の使命です。
大川総裁は「『志を崩さない』、『志を曲げない』ということは、言葉で言うのは簡単だが、この世においては茨の道であり、試練の連続である」(『宗教立国の精神』まえがき)と語られました。
明けない夜はありません。暗闇が一層濃くなる世界の中、仏法真理を高く掲げ、闇夜の灯台の光となれるかどうか、今が正念場です。人々の苦しみ悲しみに寄り添い、温もりのある集いの輪を広げながら、活動総量を増やし、幸福政治の実現に向けて粘り抜いてまいりましょう。
本年もご支援の程、よろしくお願い致します。