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6月6日、光山ちえ長崎県大村市議会議員、中島とおる党長崎県本部統括支部代表、守田道仁党長崎中央後援会会長が、長崎市議会宛てに「被爆80周年長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典に関する陳情書」を提出、また同内容の要望書を、長崎市長宛てに提出しました。
1.陳情の趣旨(要約)
本年5月15日、広島市は8月6日に広島で開催される平和祈念式典について、これまで案内の通知対象外としていた台湾(中華民国)に対し、案内状を送る方針を決定した。こうした方針に対し、台湾外交部報道官は歓迎し、地域の平和と安定、繁栄を守る決意は変わらないとする立場を示した。
一方長崎市長は5月16日の市長会見で台湾は招待や案内の「対象にはならない」と述べ、「今後、いろいろな状況を見ながら考えていきたい」と表明するにとどめた。こうした方針に対し、台湾外交部報道官は「遺憾だ」との見解を表明している。
第二次世界大戦下において、20万人を超える台湾人が日本人として出征し、被爆死した方も多数確認されている。被爆80年という節目の年にあたり、台湾に式典にご出席いただくことが、「国や人種を超え、被爆者の慰霊と世界の恒久平和の実現を祈る」という式典本来の趣旨に最も適うものであると考える。
2.陳情項目
被爆80周年長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典に台湾を招待あるいは出席案内すること


左から、光山ちえ大村市議会議員、中島とおる党長崎県本部統括支部代表、守田道仁党長崎中央後援会会長

