愛子さまへの「乱暴なふるまい」を憂慮する声明を発表

今回の愛子さまへの「乱暴なふるまい」について、野村一成東宮大夫は「今週に入ってから、ご通学に際して、腹痛などのご体調の不調とともに、強い不安感を表明されることがございました」「同じ学年の別の組に、乱暴なことをする児童たちがおりまして、宮さまを含め、ほかの児童に乱暴をしていることが原因と判明しました。宮さまは今週のご通学は、ほとんどされていません」と発表しました。

本件については、まだ明確な事実関係が表に出ていないため、現段階ではまだ確定的なことは断言できませんが、私がNPO「いじめから子供を守ろうネットワーク」で長年、いじめ相談をして来た経験からすると、これは継続的にいじめを受けている被害者の症状と全く同じ症状であり、今回の愛子さまの不登校は「いじめが原因」であると強く推測されます。

一方、学習院側は「愛子内親王さまに直接の暴力行為、もしくはいじめというものがあったということは聞いておりません」と答えております。

これも私の経験からすると、いじめ事件に際して学校側が「いじめの隠蔽」を行っているケースと酷似しています。もし、今回のいじめの発生が事実だとすれば、公立学校の「いじめ隠蔽」「事なかれ主義」が皇室とゆかりの深い学習院にまで浸透していることになり、大変遺憾であります。

これは、学校側が十分にケアしているはずの愛子さまがいじめに合うぐらい、日本の学校にいじめが広く蔓延していることの表れでもあります。

3月3日には東京で、4日には鹿児島で、いじめを苦にする自殺事件が連続しています。幸福実現党は、早急に、道徳や倫理観を否定する日教組教育を改めると共に、教員らのいじめ加担や隠ぺいなどを厳しく処罰する「いじめ防止法」を法制化し、根本的な教育改革に取り組んで参ります。

幸福実現党 総務会長 矢内 筆勝

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