菅直人氏の新総理就任に関する声明を発表

本日の菅直人の新総理就任を受け、以下の通り、幸福実現党の声明を発表いたします。

本日、総理に就任した菅直人氏は、民主党代表選挙において、「強い経済、強い財政、強い社会保障は一体として実現できる」と語っているが、最も重要な意見表明を行っていない。

菅氏が本来、意見表明すべきことは、鳩山前首相の辞任理由である「米軍普天間基地」の移設問題の迷走、並びに日米同盟の亀裂の拡大に対する総括だったはずである。菅氏は、副総理の時代 も含めて、一貫してこの重要案件に口を閉ざして来たのは、責任回避のための自己保身そのものである。

この見解に関して国民に問わずして、菅氏が新代表、新総理に選ばれたことは、民主党の欺瞞であり、単に支持率回復のための「表紙のすげ替え戦略」であることを露呈している。この事実自 体、民主党に政権担当能力が大きく欠落しており、鳩山氏と同じく、国家・国民を守る気概が欠如していることを示している。

菅総理に対し、「米軍普天間基地」の移設問題、日米同盟、並びに、国家の安全保障強化に対する見解を早急に意見表明することを要求する。そして、本見解に対して国民に信を問うべく、一 刻も早く衆議院を解散することを強く要求する。

幸福実現党 党首 石川 悦男

菅直人氏の新総理就任に関する声明

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