文字サイズ
2014年9月30日
幸福実現党
今月23日、中国当局は、ウイグル人学者イリハム・トフティ氏に対して国家分裂罪により無期懲役と全財産没収の判決を言い渡した。テロや暴力を否定し、ウイグル族と漢民族の融和に向けて穏健な主張を展開してきた同氏への判決は不当極まりない。思想、言論の自由などは尊重されてしかるべきであり、中国当局の対応を強く非難するとともに、同氏の早期釈放を強く求める。
かねて中国は、ウイグル人やチベット人等、中国支配下の他民族への不当な弾圧行為を行っているが、人権や自由、法の支配、民主主義は国際社会における普遍的価値にほかならない。わが党は宗教政党であり、人権の淵源には、「神仏につくられた人間は、神仏の一部分を宿しているために尊い」との真実が存すると考える。人々の人権を蹂躙する中国当局の行為は決して看過できず、幸福実現党として断固抗議するものである。