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2014年10月2日
幸福実現党
2017年に予定される香港行政長官選挙をめぐり、中国政府は普通選挙の導入を認めたものの、事実上、民主派候補を排除する仕組みを決定した。これを受け、民主派による大規模デモが展開されている。
そもそも中国は1997年の香港返還に際し、高度な自治を認める「一国二制度」の原則を約束しており、中国政府がこれを誠実に履行すべきは言うまでもない。中国政府に対し、民主派排除の選挙制度改悪を撤回し、真の普通選挙を実現するよう求めるとともに、デモ隊への武力弾圧を行わないよう強く求める。
香港の民主化運動の帰趨は、中国、アジアの未来を大きく左右すると言っても過言ではない。幸福実現党は、日本にはアジアのリーダーとして、自由と民主主義を守り、その価値観を広げる使命があると考える。わが党として香港の民主化勢力を支援すべく、国際世論の形成に尽力する所存である。