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幸福実現党
本日、北朝鮮が初の水爆実験を実施し、成功したと発表しました。日本はもとより国際社会の安全を脅かすものであり、断じて容認できません。米国はじめ関係各国と連携を強化し、北朝鮮への圧力を強め、実効ある制裁措置に踏み切るべきです。
核ミサイル保有を急ぐ北朝鮮や、覇権主義にひた走る中国など、日本を取り巻く安全保障環境が悪化するなか、わが党は一貫して国防強化の必要性を訴えてきました。集団的自衛権の行使容認を含む安全保障関連法には反対運動もみられましたが、今回の核実験からも、抑止力強化が急務であることは明らかです。わが国の守りを固めるには、日米同盟を強化するとともに、米国の威信低下も見据え、憲法9条改正をはじめ、「自分の国は自分で守る」体制を構築すべきであるというのが、わが党の防衛政策に関する基本方針です。
日本は戦後、戦争放棄や戦力不保持などを定めた憲法9条の制約のもと、難解な憲法解釈を積み重ね、場当たり的に立法措置を講ずることにより、国際情勢の変化に対応してきました。この間、9条を巡る不毛な神学論争が繰り広げられてきましたが、戦後70年を経て、誇りある主権国家として、国家防衛の意思を示すべきだと考えます。安倍晋三首相は、今夏の参院選で憲法改正を争点とする意向を示していますが、わが党は9条改正を堂々と掲げて政策論争に臨む所存です。
北朝鮮の核実験強行や中国による海洋進出の加速、さらには「イスラム国」台頭による中東情勢の混迷など、国際秩序は大きく揺らいでいます。国際情勢が混沌とするなか、この国を守り抜くとともに、日本を世界の平和と繁栄に貢献する国家へと新生させるべく、幸福実現党は活動を展開してまいる決意です。