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本日、台湾総統選で民進党の蔡英文氏が選出されたことを幸福実現党として歓迎します。
同時に行われた立法院選でも民進党が過半数を獲得したほか、対中国の貿易自由化に反発した“ひまわり学生運動”の流れを汲む新党「時代力量」が躍進したことなどを受け、台湾の対中傾斜に歯止めがかかることを期待します。
国民党政権で進められた中台接近は、中国による台湾併合に道を開き、台湾に自由の危機をもたらすばかりか、東アジアの安全保障を脅かしかねません。対中抑止を図り、地域の平和と繁栄を確保するため、わが党はかねて日台関係基本法の制定や、経済・安保両面での関係強化の必要性を訴えてきました。今後とも、日本と台湾の紐帯を深めるべく、取り組んでまいる所存です。
なお、日本政府には、日台関係を強化するとともに、日米主導の経済秩序を構築し、中国を牽制すべく、環太平洋経済連携協定(TPP)への台湾参加を支援するよう求めるものです。
以上