終戦の日にあたって(党声明)
令和4年8月15日
幸福実現党
本日、わが国は終戦の日を迎えました。先の大戦で亡くなられたすべての御霊に対して、衷心より哀悼の誠を捧げます。
終戦から77年となる今、中国、北朝鮮、ロシアという核兵器保有国に囲まれ、安全保障環境は、戦後最悪の状況と言えます。
中国は、ペロシ米下院議長による訪台を受けて、台湾侵攻を念頭に置いた軍事演習を実施して、中国による台湾侵略が一層現実味を帯びています。
台湾が中国の手に落ちるようなことがあれば、日本に食糧やエネルギー資源を運ぶシーレーンを中国に抑えられるほか、地理的に近接する沖縄が連鎖的に中国に狙われることになります。まさに、台湾有事は日本の危機に直結するのです。日本は政府として、「台湾を断固として守る」との決意を持って、米国との連携のもと、万全な体制整備を進めなければなりません。
日本を現在のような国家存続の危機に陥れたのは、戦後、歴代政権が「非武装・経済重視」の“吉田ドクトリン”の方針を一貫してきたからに他なりません。先の大戦において、日本はアジア諸国を植民地主義から解放しました。終戦から77年も経ち、日本は「自虐史観」を払拭して、「武士道精神」を取り戻さなければなりません。
日本にはアジアの大国として、「自由・民主・信仰」という普遍的な価値観を守っていく使命があります。日本は「自分の国は自分で守る」という国家として当たり前の体制を整備するほか、無神論国家・中国を信仰ある国家で包囲するよう、戦略的な外交を展開しなければなりません。
日本を、世界の正義ある平和を実現させる使命を果たす国家へと飛翔させるべく、これからも幸福実現党は声を上げ続けてまいります。
尚、本日、ユートピア活動推進館において、英霊への感謝と慰霊のための式典を執り行います。
以上