【講演会レポート】1/30岐阜 “日本人としての誇り”こそ抑止力の基本(惠隆之介氏)

2011年1月30日、拓殖大学客員教授 惠 隆之介氏を講師に迎え、岐阜市ホテル・グランヴェール岐山にて、「危機迫る日本 国難突破への道」講演会が開催されました。
前夜より雪模様の悪天候でしたが、会場には250名を超える市民がつめかけ、熱心に惠先生の講演に聞き入りました。

まずはじめに、DVD『海の武士道(21分)』が上映され、イギリス兵の海難救助に携わった日本海軍の「武士道精神」に一同感涙の涙を流しました。

その後、惠先生から、日本の危機を乗り越え国難を突破するための方法について、ご講演いただきました。
まず自虐史観を乗り越えなければならないこと、昭和にも武士道を体現した志士がいたことを、実例をもって語って下さいました。
彼らは、アジアの一部、米英では大変評価されていますが、日本では全く評価されていないとのお話もございました。
「闇に葬り去られた『昭和史』の断絶を埋めることで日本人の誇りを取り戻す必要がある」
「日本人としての誇り・矜持が、軍事力に負けない抑止力の基本となるだろう」
「武士道には、自己犠牲の精神があるが、これなども現代において見直さなければならない」
など、熱く語られ、最後には、「2011年は、東アジアを取り巻く情勢を見る限り、日本人は覚悟を問われるでしょう。日本人は覚悟せねばならなりません」という言葉で、講演を締めくくられました。

講演に引き続いて、第二部ではゲストパネラーの経営塾代表長山氏、幸福実現党ついき秀学党首、同党岐阜1区支部長のはらのりこ氏によるパネルトークが行われました。
進行は岐阜5区支部長の加納有輝彦氏が行い、党首からは、「核を持つ独裁国家など、平和を脅かす国に対しては、憲法前文の前提が成立せず、憲法9条は適用すべきでない」という画期的な意見表明がなされました。
のはら氏は、「女性の立場、子供たちを守る立場から考えれば、絶対に戦争はいやであり、だからこそ備えが必要。今の日本の姿勢は無責任」と語りました。
ゲストの長山氏からは、「幸福実現党はいろんなものを包みこむことのできる風呂敷のような政党になって欲しい、柔軟な強さを期待する」と暖かいエールを頂きました。

閉会の挨拶は、岐阜3区支部長、惠先生の後輩でもある河田せいじ氏が、日本の未来を切り開くために戦うと発言。

一部二部終了後、惠氏のサイン会も行い、有志参加により懇親会を行いました。

懇親会には、保守団体の代表者も参加され、幸福実現党がひろく国民の皆さまに開かれた国民政党としての記念すべき一歩をしるすことができました。

講演いただいた先生方をはじめ、会場にお越しくださった皆様に深く感謝申し上げます。

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