5月26日(土)、落慶まもないユートピア活動推進館にて、「ユートピア活動推進館落慶記念・立党3周年記念 <幸福実現党講演会 日本へのファイナルジャッジメント>―「奪われた祖国、そして、日本の針路」―」が開催されました。
冒頭に、ついき秀学・幸福実現党党首より、開会の挨拶があり、
「幸福実現党は立党当初より、国防の重要性を主張している。既存の伝統的な宗教は、『戦争の否定・平和主義』を掲げているが、過去の人類の歴史を振り返れば、宗教には本来、『国難に際して、国民に警鐘を鳴ら』すという使命があったはず」
「現在の日本を襲っている国難の根本原因は、日本人が宗教を裏側へ追いやり、物質的繁栄を謳歌しようとしていることに起因する」と述べ、宗教政党としての幸福実現党の使命の重要性を再確認いたしました。
ついき秀学 党首
続いてオルホノド・ダイチン氏(モンゴル自由連盟党幹事長)より、「日本人が知らない南モンゴル弾圧の実態」と題してご講演をいただきました。
ダイチン氏は、「先日、映画『ファイナル・ジャッジメント』の試写を観た。日本人にとっては未来のことかもしれないが、これは私たちモンゴル人ににとっては既に起きた過去のことであり、現在のことなのです」と切り出し、モンゴルが60年前に中国の侵略を受けた経緯や、ほとんど報道されない弾圧の実態について詳しくご講義いただきました。
オルホノド・ダイチン氏(モンゴル自由連盟党幹事長)
中国・マスコミ問題研究会、矢内筆勝代表からは、「無防備国家・日本――沖縄に迫る危機」と題する講演がありました。
矢内代表は、「つい先日、中国高官が初めて『尖閣諸島は中国の核心的利益』と公式に発言した。日本政府は必死に黙殺しようとしているが、これは宣戦布告の一歩手前の状況だ」と、沖縄に迫る危機について訴えました。
中国・マスコミ問題研究会 矢内筆勝代表
最後に、黒川白雲政調会長より総括があり、「なぜ中国は、ウイグル、チベット、南モンゴルなどの人々に対して激しい人権弾圧を行うのか。それは、中国には信仰心がないからである。人権とは神から与えられた天賦のものであり、国家はそれを侵害することはできない。」
「日本の使命は、自国を防衛できる強い軍隊を持つことで、膨張する中国を抑えること。そして諸外国と協力して中国包囲網を築き、中国の民主化を促すことである」と結びました。
黒川白雲 政調会長