フジサンケイビジネスアイ【太陽の昇る国へ】
社会主義に“変質”したアベノミクス

 □幸福実現党党首・釈量子

 --安倍晋三首相が賃上げを呼び掛けています

 2014年春闘の労使交渉が始まりました。政府自ら賃上げを求めるという異例の要請に対して、業績が好調な大企業を中心に前向きに取り組む動きも見られます。労組側が経営側からベースアップ(ベア)を含む回答を引き出せるかどうかが焦点となっています。

 確かに労働者の平均給与はピーク時の1997年の467万円から、12年には408万円と約60万円も減りました。アベノミクスで上向いた業績を賃上げや設備投資に回し、デフレの脱却と景気の好循環につなげていきたいところです。菅義偉官房長官も5日の記者会見で、同日スタートした春闘について「一時金も望ましいが、それよりもやはりベースアップが望ましい」と述べており、賃金水準を一律に引き上げるベアの必要性を強調します。

 しかし、業種や企業規模、地方によって業績はまちまちであり、政府の一律要求は筋違いです。・・・

 

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☆釈 量子党首のコラム「太陽の昇る国へ」は、毎月第2・4金曜日に掲載されます☆

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