天安門事件の「生き証人」民主活動家・方政氏と釈量子党首の対談

 
2016年5月9日、ワック出版において、来日中の方政(ほう・さい)氏と釈量子党首の対談が実現しました。

天安門事件では、政府に言論の自由や結社の自由などを求めたデモ隊の多くが、中国人民解放軍の武力行使や戦車の投入で殺されたり、重傷を負うなど被害を受けています。しかし、中国政府はいまだに死傷者の数を発表しておらず、その被害を認めていません。

方政氏は、アメリカ在住の中国人民主活動家。天安門事件の際、中国の人民解放軍の戦車に両足を踏みつぶされた過去を持ちます。

方政氏は「どれだけの人が戦車の犠牲になったのか分かりませんが、史料を集めて犠牲者について調査を進めているところです。当局は天安門事件の被害者や家族にさまざまな弾圧を加えています。私はいち被害者として外部に真相を明らかにしたい」としています。

釈量子党首は「今は、1989年よりも、自由の状況は悪化している状況です。習近平体制になって、より危険になっている。中国もその波のなかで、自由化・民主化に向かっていけるように、私たちも頑張らなければならない」と語りました。

方政氏らは、天安門事件の被害についての史料を集め、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の「世界の記憶」(記憶遺産)への登録を目指して活動しています。

釈党首は、歴史の真実を海外に伝える活動を支援していきたいと、決意を語っています。

対談の様子は、月刊「WiLL」2016年7月号に掲載されています。

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