内閣府にて要望書を提出する様子。左より森山よしのり北海道第5選挙区支部長、釈量子党首、三國ゆうき青森第4選挙区支部長。
7月28日ごろ、北朝鮮が弾道ミサイルを発射し、北海道奥尻島沖160キロメートルの日本の排他的経済水域に落下しました。アメリカは北朝鮮のミサイルをICBMと断定。今回のミサイルは45分程度飛行し、前回7月4日に発射された時よりも1000キロ高い高度で飛行しており、北朝鮮のミサイル技術は日に日に、向上しています。
こうした事態を受け、8月4日、釈量子党首、森山よしのり北海道第5選挙区支部長、三國ゆうき青森第4選挙区支部長が、安倍首相宛に「北朝鮮の弾道ミサイル発射を受け、政府に対して万全の措置を求める要望書」を提出。
森山支部長は「道内でもミサイルと思しき轟音を聞いた住民がいるため、早急な避難訓練実施とシェルター配備を」と要望し、三國支部長は「避難訓練を呼びかけたが、対応しない自治体も多い」と現状を伝え、内閣府の担当官は真剣に聞き入っていた。
要望書の内容
平成29年8月4日
内閣総理大臣
安倍晋三 殿
幸福実現党
党首 釈量子
北朝鮮の弾道ミサイル発射を受け
政府に対して万全の措置を求める要望書
7月28日午後11時42分ごろ、北朝鮮が弾道ミサイルを発射し、北海道奥尻島沖160キロメートルの日本の排他的経済水域に落下しました。室蘭ではNHKのカメラが、はっきりとミサイルが落下する様子を捉えていました。
驚くべきことに、当初の目標地点は日本領海(領土から22キロ以内)だったと、米国の民間情報機関が報告しています。
今回のミサイルは、ロフテッド軌道で打ち上げられ、高度3700キロまで上昇し、45分程度飛行したと報道されています。前回7月4日に発射された時よりも、さらに1000キロも高い高度で飛行しており、北朝鮮のミサイル技術は日に日に、向上しています。
アメリカは今回の北朝鮮のミサイルをICBMと断定しましたが、アメリカ、そして日本にとっても、既にレッドラインを越えており、「存立危機」の事態に直面していると言っても過言ではありません。
よって、私たちは政府に対して下記、要望致します。
記
一、非核三原則「核をもたず、つくらず、もちこませず」の撤廃
国家安全保障会議や内閣を開いて、非核三原則の撤廃を早急に検討し決断すること。
一、防衛費2%確保
防衛任務の遂行に必要な人員、装備、弾薬などを確保するとともに、新たな兵器を早急に開発・装備することで、自主的な防衛体制を構築すること。
一、「憲法9条」の改正
9条2項の「戦力不保持」「交戦権否認」の規定を削除するとともに、自衛隊を国防軍とし、自国の防衛と世界の平和建設に尽力することを明記すること。
一、「国民保護」の徹底
ミサイルの着弾や化学兵器のテロが起こった場合に備え、避難訓練を実施(特に自衛隊基地周辺や政令指定都市等の人口密集地において)し、また、北朝鮮から核攻撃がなされる事態も想定して、国民が逃げ込めるシェルターを創設すること。