北海道第五支部長・森山よしのり
松前町へ北朝鮮漂着船への対応の要請と、現地調査レポート
こんにちは!党北海道第五支部長の森山よしのりです。
12月8日、党函館・八雲の大竹支部長とともに、北朝鮮船舶の漂着して問題となった北海道松前町に表敬訪問し、「北海道 北朝鮮漁船の漂着に対して万全の対応体制の確立についての要望書」を提出しました(=下写真)。
要望書を提出する森山よしのり(写真左)
朝鮮半島有事に備え、①想定される難民への対応策(難民キャンプ地の確保、検疫の実施など)を早急に進めること、②武装テロや武装難民などへの適切な対策(日本海沿岸の二十四時間体制での警備など)を講じること等の要望してまいりました。
副町長と水産課の担当の方から、「町民の安全を確保すべく、町で進められることは進めて、そうできないところは、道庁や国に相談、要望しながら進めていきたい」と回答を頂きました。
その後、松前小島を所管している、「松前さくら漁業協同組合」に訪問致しました。
組合長が、直接、応対してくださり、「松前小島は、(松前沖から)24キロメートル離れた小島で、速い船で、約1時間30分ほど時間がかかる。海上保安庁が空から漂着船を発見しても、海上はひどいシケで、数日間行くことができず、島が荒らされていることがわからなかった。被害に遭った管理小屋や倉庫は、およそ、3000万円を使って、地元の漁師の拠点や、シケの時の避難場所として、整備したものだが、グチャグチャになっていて、何も残っていない」と話してくださいました。
その後も、難破船の漂着が多い、清音・小浜方面や、松前の住民の方に話を伺いましたが、「船の漂着が増えてきている」「この時期は、夜は、みな7時には寝てしまうので、不審者が入ってきてもわからない」「船内には食べ物の残りものがあったと聞いている」「近隣の海岸沿いの町でも、船が漂着した時は、町の防災スピーカーから、戸締りをしっかりとして、出かける時は、鍵をしっかりとかけるようにアナウンスが流れる」と皆さま不安を口にしていました。
やはり、北朝鮮有事が間近に迫っている今、日本海沿岸の防衛体制を強化すべきなのではないかと強く感じます。今の状況では、難民に紛れた工作員が入ったとしても、それを検挙するのは、かなり困難です。もう既に、工作員が入っており、有事の際にテロを起こす可能性も否定できないと強く感じました。
引き続き、関係諸機関には、対北朝鮮への北海道沿岸地域の警備強化を働きかけて参ります。