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「読書の町宣言」目指して
図書館充実のために
岐阜県海津市
伊藤ひさえ市議
岐阜県海津市の伊藤ひさえ市議は、12月議会の一般質問で「市内の図書館」について質問し、運営の効率化を求めました。市長からは「運営方法の見直しについて検討中」との回答を得ました。
「海津市は3つの町が合併してできていて、図書館が3つあります。互いに車で15分くらいの距離にあるのに、運営費はそれぞれかかっており、本館だけで約5千万円ほどです。図書館ごとの特色を持たせたり、利用者の少ない図書館は再編も検討することを提案しました」
海津市は市民一人当たりの蔵書が県内で一番多いなど、蔵書は充実しています。伊藤市議は「子供の活字離れも問題になっています。良書に触れることは、人づくりの基本です。同僚の議員とも協力しながら、『読書の町宣言』をしたいと考えている」といいます。
海津市には温泉や国営公園などがあり、観光の振興だけをとってもまだまだ取り組む余地がある地域です。「子供たちの可能性も、地域の可能性も引き出し、海津を発展させて参ります」(伊藤市議)。