コロナの責任を放棄し覇権拡大
中国の野望を止める決断を
周辺地域に強まる軍事的圧力
- 2月、中国軍機は台湾海峡の「中間線」を台湾側に越える異例の行動。
- 5月上旬、中国公船が尖閣諸島周辺の領海に侵入し、日本の漁船を追いかけ回す。
- 4月に中国政府は南シナ海のパラセル諸島、スプラトリー諸島周辺にそれぞれ独自の新行政区を設立し、ベトナム政府が非難。
- 6月に中国とインドの国境で、中印両軍が40年ぶりの規模で衝突。
香港をのみこむ中国
- 香港での反政府運動を取り締まる「国家安全法」の導入を進め、香港の「高度な自治権」や「一国二制度」が危機に瀕している。
- 国家安全法の導入の報道を受け、香港ではたった一日のうちに、台湾への移民の問い合わせが10倍になったとも。
- 反政府活動を専門に取り締まる治安部門が香港に設置される可能性もあり、民主派への弾圧強化が懸念される。
徹底的な宗教弾圧
中国共産党は長年にわたり少数民族への激しい弾圧を続けている。
新疆ウイグル自治区
イスラム教徒であるウイグル人が“テロ対策”の名のもと、約200万人が強制収容所に収容。また5000以上のモスクが破壊されたとも言われる。
チベット自治区
チベット仏教徒が信仰を理由に不当な拘束や拷問を受け、修道院には習近平氏の肖像を掲げることが義務付けられるなど、信仰の冒涜が行われている。
幸福実現党
党首 釈量子
中国が覇権拡大の動きを加速しています。情報隠蔽などにより新型コロナを拡大させた責任を放棄し、香港への「国家安全法」の導入や、周辺国への軍事的圧力、宗教弾圧を行っています。日本は、自由・民主・信仰の価値観を尊重する国々と連携し、中国の社会主義・共産主義の勝利を食い止めねばなりません。
世界広がる対中批判……日本は?
アメリカ・トランプ大統領
中国は香港の自由を保障する
世界への約束を反故にした
アメリカ・ポンペオ国務長官
中国は国家ぐるみで、すべての宗教に対する抑圧を強化し続けている
台湾・祭英文総統
台湾を侵略すれば、中国は非常に大きな代償を払うことになるだろう
イギリス・ジョンソン首相
イギリスは香港の人々を見捨てない
日本・安倍晋三首相
わが国は民主主義や人権、法の支配といった普遍的な価値を堅持していく
日中関係は最も重要な二国間関係の一つ
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覚悟を決めて対中抑止を
弱腰外交を続ける日本ですが、中国の諸外国に対する威圧的な姿勢はエスカレートしています。
隣国の覇権拡大を放置することなく、日本は自国民やアジアの人々の平和を守り抜く決意が必要です。
両天秤外交に終止符を
中国の覇権拡大を抑止する観点からも、同盟国のアメリカと外交面で歩調を合わせることが重要です。さらに中国との対立を深めているオーストラリアやインド、あるいはエネルギー安全保障の視点からもロシアなどと連携を強め、中国包囲網を形成することが急務です。
また習近平国家主席の国賓来日は正式に「撤回」し、中国への外交姿勢を明確にしなくてはなりません。
国防の強化
中国は5月に開催された全人代で、軍事費を前年度比6.6%増加させる方針を出しました。日本は国防力を高め、中国の軍事力強化に対応する必要があります。そのためには憲法九条改正に真正面から取り組むとともに、日本の国防費を倍増すべきです。
また香港に在留する邦人保護の観点からも、アメリカに倣って日本版・香港人権民主主義法を制定し、アジアの自由主義国をけん引する役割を担うべきです。
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時事政談
漂流する日本政治と国際政治への辛口提言!
中国発コロナ・パンデミックによる政治の混乱と経済の低迷。
そして一触即発の国際情勢――。
いま、日本と世界が抱える危機と
打開策をわかりやすく語り合う。
大川隆法著