【幸福実現党NEWS】バラマキは愛ではない！「合法的買収」で国が亡ぶ

2022.02.23

バラマキは愛ではない！
「合法的買収」で国が亡ぶ

幸福実現党

党首釈量子

　コロナ・パンデミックに収束の兆しが見えない中、政府は様々な給付金を配っています。また「新しい資本主義」を構想する岸田首相は「富の再分配」「分配からの成長」を打ち出しています。

　しかし幸福実現党は、バラマキ政策が続けば「資本主義の精神」が死滅し、国力が衰退しかねないと危惧しています。バラマキは愛ではなく、むしろ人々の努力を阻害します。コロナ禍の苦しみを切り抜けるには「勤勉の精神」が大切です。

バラまき続けないと当選できない…？

　コロナ対策の名のもとバラマキ政策がエスカレートしていますが、過去にも国政選の前には現金給付施策が行われてきました。2019 年の参院広島選挙区での買収は関係者が有罪になりましたが、「経済対策」として国民に現金を渡せば違法とはならないのです。このように、政府は国家予算を肥大化させ、票のためにバラまくという「合法的買収」を繰り返してきました。他にも若い世代を犠牲にする年金制度や膨れ上がる社会保障費への税金投入など、自公政権には1200 兆円の借金を築いてきた責任があります。

選挙前にバラまく政府（バラマキ政策の例）

国の借金とGDP（名目）

内閣府と財務省の統計を元に作成

ツケを払うのは国民

　バラマキは将来の増税につながり、そのツケを払うのは私たち国民に他なりません。実際に政府は、マイナンバー制度の普及で国民の資産を把握し、さらなる増税を狙っている可能性があります。「分配」と「課税」を軸とした政治は自由でも民主でもなく、形を変えた社会主義であり、やがて自由にお金の使えない「統制経済」となるでしょう。

「勤勉の精神」こそ繁栄への道

増税を伴う緊縮財政も、バラマキを繰り返す放漫経営も、成長にはつながりません。幸福実現党は「健全財政」が国家繁栄と存続の基礎であると考えます。無駄な仕事は削り、「勤勉の精神」で富を生み出し、デフレ下でも成長する社会を目指すべきです。

① 今こそ政府も「減量」を！

　1200兆円も財政赤字があるならば、無駄な仕事や省庁を減らすべきです。文科省や保育所を管轄する厚生労働省があるのに「こども家庭庁」は不要です。経済産業相がいれば「経済再生担当相」、厚生労働相がいれば「ワクチン担当相」など要りません。借金を減らすことのできない「会計検査院」も必要ありません。コロナへの過剰対応をやめれば、コロナ対策の補助金も最小限で済みます。

　国民が国に援助を求めるばかりでは、「隷従への道」を歩む危険があります。

大川隆法著幸福の科学出版刊

減量の経済学
やらなくてよい仕事はするな

大川隆法著幸福の科学出版刊

第1章新しい資本主義の風景

─「課税と分配」が招く危機への警告─

第2章天御祖神の経済学

─神の心に適った経済と富の考え方─

第3章「減量の経済学」

─やらなくてよい仕事はするな─

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② 「合法的買収」にNO！

　合法的買収が続く限り、財政赤字は増え続け、国家存続の危機から抜け出せません。コロナ対策に伴う補償として、通常の収入より多くの補助金を受け取る事業者も出ており、働く意欲を奪っています。また政府が補助金を給付すると、多額の事務手続き費用など、多くの無駄が生じます。

　政府による支援は、本当に困っている人へのセーフティネットにとどめなくてはなりません。

　そして、個人が働いた果実としての収入が国に奪われることなく、企業が自由に研究開発や新規事業へ投資できるように、富の再分配ではなく減税をすべきです。

③「勤勉革命」による富の創造

　岸田首相の言う「新しい資本主義」の前に、神仏の下の「新しい道徳」が必要です。成功者への祝福や自助努力の大切さが分からなければ、真面目に働いて富を生み出そうとする原動力は生まれません。江戸時代には「労働は美徳」とする考え方が広がり、「勤勉革命」が起きて農業の生産性が世界最高水準になりました。また戦後の奇跡的な発展は、当時の産業人が「産業を興して自国を発展させたい」という「産業報国の精神」をもって営々と努力した結果だったのです。