6月9日、北海道札幌市内で、次期参院選北海道選挙区の森山よしのりが、出馬表明記者会見を行いました。
記者会見の冒頭で、国際情勢はウクライナ、中国、北朝鮮の問題と厳しさが増しており、一方で国内ではコロナ問題もあり財政赤字が桁違いに増えている点で、日本は、「国家存続の危機」にある党の認識を紹介し、特に「国防と外交」、「経済」の2つの政策を訴えました。
国防―中国の脅威
日本人は島国で、戦争なんておきないと思う方も多いが、既に香港は中国に香港に飲み込まれ、自由がなく監視社会に移っている。当然、次は「核心的利益」と言っている台湾が危ない。その時に、尖閣、沖縄も戦火に巻き込まれる可能性が高い。台湾の次は沖縄、九州、そして日本全土を中国は属国にする可能性が出てきている。
今回のウクライナ問題をみれば、アメリカは、台湾や沖縄の危機の時も、武器は供与しても軍の戦力は出さない可能性がある。つまり 日本が戦場となる可能性が出てくる。
外交—ウクライナ問題の停戦仲介を
ウクライナ問題で、世界は「ロシア包囲網」を敷いているが、幸福実現党は、「対中包囲網」を敷かなければならないと考えている。日本は、ロシアとウクライナや西側諸国の仲介をして停戦に導く必要がある。停戦の落としどころを失えば、世界大戦の可能性も出てくる。
日本がロシアと敵対すれば、中国、北朝鮮とも接近し、三正面作戦を強いられることになる。防衛力の強化として、憲法9条の改正、防衛費の倍増、核装備を積極的に検討すべき。
経済—自助努力の繫栄
政府と地方公共団体の借金は1200兆円ある。しかし、衆院選、そして参院選と全政党がバラマキ合戦を行っている。いまの借金の上にさらにバラマキしたら、政府が破綻、日本経済はますます苦しくなりかねない。幸福実現党は、「自助努力の繫栄」を目指し、やるべきことは政府の「減量」。デジタル庁やこども家庭庁などの無駄な省庁は「減量」すべき。そして、減税・規制緩和で、経済成長を促していくとので、結果的に税収を増やすことを目指すべきと考えている。
記者会見で政策を訴える森山よしのり