人口減に直面する日本は真剣に
「移民」を考えるべき
幸福実現党
党首 釈量子
日本の人口が急激に減っています。一方、日本に住む外国人(在留外国人)は増え続けており、犯罪増や社会の混乱を恐れて外国人を排斥すべきというような声も出ています。しかし「移民」政策を取らなければさまざまな社会機能は麻痺し、日本は後進国に転落することは確実です。軋轢を生むような“なし崩し的な受け入れ”ではなく、日本の発展にもつなげていく戦略的な移民政策を考えることが求められています。
少子化対策は失敗続き―働き手は1,100万人不足へ
現在、国の想定より15年ほど早いペースで少子化が進んでいます。2040年の出生数は初めて70万人を割り、2040年には1.6人の現役世代が1人の高齢世代を支える構造になります(※1)。また働き手不足も深刻で、2030年には約341万人、2040年には約1,100万人が足りなくなるなど(※2)、このままでは社会機能が維持できません。やロボットによる技術革新も期待されますが、現場の労働力を補いきることは難しく、何としても人口増は必要です。
※1 内閣府の資料より
※2 リクルートワークス研究所の予測より
現在のゴマカシの“移民”は見直しが必要
政府は「移民政策を取らない」との姿勢を貫いていますが、本音では「労働力がほしい」ため、技能実習生をはじめ事実上の移民は受け入れています。しかし、今の制度は労働力としての外国人の受け入れが前提のため、日本語を十分に話せない外国人の定住も常態化しています。特に永住権を獲得した人の家族は日本語能力を問われることなく永住権を持つことができ、永住後の教育制度も整っていません(表)。日本語教育や文化になじむための制度が欠けていることが、日本人にとって「言葉が通じないことによる恐怖」にもつながっていると言えます。
不法移民、偽装難民とは分けて議論を
欧米で混乱を生んでいる“移民問題”は、元をたどれば人権の観点で移民や難民を大量に受け入れてきたことが発端であり、日本の外国人問題とは性質が異なります。特にトランプ政権が厳しく取り締まっているのは不法移民であり、背景には麻薬の蔓延といった深刻な問題があります。一方、日本の在留外国人の98%以上は仕事や就学を目的に正式な手続きを経て入国しています。もちろん、埼玉県川口市の一部のクルド人(制度を悪用した偽装難民)のような不法滞在者には厳格な取り締まりが必要です。しかし一般的な外国人問題と混同すべきではありません。
トランプ政権が取り組む不法移民の取り締まり
アジアの大国としての責任を果たす
日本語教育を徹底し、新しい日本人を育成する移民政策を
在留外国人は急増しつつあり、2040年代には1000万人を超えて10人に1人が外国人になると言われています(図)。社会の発展につながる移民政策を考えるうえでは、日本語学習の機会を増やすとともに、歴史や文化についてしっかり学んでもらうことが大切です。「日本語の教育」と「愛国心」の養成を徹底することで、単なる労働力としてではなく、新しい日本人をつくることを目指すべきです。一方、2040年度には約272万人の介護人材が不足するとも言われます。介護関連の専門職については条件を一部緩和し、生産性向上を図りつつ、人材を確保する工夫は必要です(※)。また所得税や相続税を減税し、外国の富裕層の移住につなげれば経済発展を強力に後押しすることになります。
※介護福祉士国家試験は日本人の合格率は70~80%であるが、外国人は30~40%と低い。
出入国在留管理庁の資料をもとに作成
チャイナリスクを防ぎ、犯罪には厳しい対処を
一部の中国人は在留資格「経営・管理ビザ」の取得や投資を目的として日本の旅館やホテル、寺院などの不動産を買い漁っている現状があります。また地元自治体への届け出なく民泊経営が行われ、税逃れの温床となっているケースもあります。制度の甘さが無法地帯を生むとともに、日本の文化や伝統を損なっています。さらに中国には、有事の際に自国民が所有する海外の土地をも徴用することができるとする「国防動員法」が定められています。安全保障上のリスクを考えても、安易な移住手段として利用されている「経営・管理ビザ」を厳格化し、違法行為は厳しく取り締まるべきです。また悪意ある外国人を取り締まる「スパイ防止法」の制定は急務です。
自国中心を超えて
他国を導ける国へ
日本の「武士道精神」「大和の心」は多くの国から尊敬を集めています。礼節や秩序、調和を重んじる心、勤勉の精神といった美徳を世界に広く伝えていくことは大国としての使命です。日本に移住したいと考える多くの外国人は、繁栄のノウハウを学ぶことで帰国してから自国の発展に寄与する人材となります。また多くの親日家を輩出し、ひいてはアジア・アフリカ圏まで日本語を準公用語として広げることができれば、文化交流が増え、日本を応援する勢力も増えます。単一民族的な価値観を守ろうとして、移民受け入れを拒否する自国中心的な考えはもはや限界です。戦略的に移民を受け入れ、日本と世界に幸福を広げようとする国家ビジョンを持つべきです。
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