沖縄県知事選挙の結果を受けて

この度の沖縄県知事選挙におきましては、残念ながら、我が党の金城タツロー候補は当選までは至りませんでしたが、総計1万3千票(得票率2.0%)を獲得し、沖縄県民の皆様に一層の支持基盤の拡大と、理解の浸透を図ることができました。

特に、今回の沖縄県知事選挙におきましては、尖閣諸島沖での中国漁船の海保巡視艇への衝突事件、北朝鮮による韓国・延坪島への砲撃事件等、「沖縄の危機」が迫る中、金城タツロー候補は「尖閣諸島を守る」「沖縄を守る」を前面に打ち出し、米軍普天間基地の「県内」移設等を掲げて正々堂々と戦い抜いて参りました。

今回、票として表れてはいなくとも、沖縄県民の多くの皆様に「日米同盟」「国防」の意義や重要性をお伝えし、啓蒙活動を通じて、左翼言論が支配する沖縄世論を相当程度、転換することができました。今回の沖縄県知事選は、沖縄における「ベルリンの壁の崩壊」として、歴史的に評価される戦いであったと考えます。

菅直人首相は26日、沖縄県知事選について「結果も含めて注目している」と発言しており、今回の選挙結果が普天間基地移設問題の行方に影響を与えることは必至です。しかし、今回の沖縄県知事選の結果をもって、菅首相が日米合意に基づく普天間基地の辺野古移設を覆すことは許されず、仲井真知事が辺野古移設に必要な公有水面の埋め立てを許可しない場合は、特別措置法を制定し、国が認可すべきであります。

マスコミが「事実上の一騎打ち」として金城タツロー候補について報道しない中、力強く戦い抜くことができたのは、沖縄、並びに全国の支援者の皆様の多大なるご支援があってこそであります。長期間に渡る沖縄県知事選を共に戦い抜いてくださいました党員、並びに支援者の皆様に心より感謝申し上げます。

金城タツロー候補、並びに幸福実現党は、今後とも、ますます多くの県民の皆様のご理解を得るべく力強く活動を展開し、「沖縄と日本を守り抜く戦い」を続けて参ります。

 
幸福実現党 党首 立木秀学

沖縄県知事選挙の結果を受けて

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