韓国朴大統領の「安重根記念碑」発言を受け、やない党首が韓国大使館前にて緊急抗議活動を行いました。

 韓国朴大統領の「安重根記念碑」発言を受け、本日、やない党首は東京都内の韓国大使館前にて緊急の抗議活動を行い、安重根記念碑の建設中止を求める声明文を大使館側に渡しました。

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2013年7月2日

大韓民国大統領

朴 槿惠 殿

幸福実現党

党首 矢内 筆勝

安重根記念碑の建設中止を求める声明文

 

 貴殿は、先月末の中国訪問において、習近平中華人民共和国国家主席に対し、初代韓国統監を務めた伊藤博文公の暗殺犯・安重根の記念碑を中国黒竜江省のハルビン駅に設置するための協力を要請した。

 そもそも伊藤博文公は、韓国の近代化を促進した「韓国の大恩人」であり、「アジアの英雄」である。

 日韓関係を疎かにして、いたずらに一党独裁国家・中国に擦り寄り、安重根の記念碑を設置せんとする今回の動きは、日韓友好に反する許しがたい暴挙であり、日本国民を代表して、断固、反対するものである。

 

 幸福実現党は、自由と寛容、愛の精神を基とする宗教政党であり、貴国の発展と貴国民の幸福、そして日韓関係の進展を心より願っている。

 しかるに今、極東情勢をみれば、核ミサイル保有を急ぐ北朝鮮が国際社会への挑発行動をエスカレートする一方、中国は軍事力を背景に海洋覇権を目指している。

 もし中国に太平洋侵出を許せば、日韓のシーレーンが中国に握られ、経済・資源の大動脈を奪われた韓国及び日本の両国は、実際上、中国の属国になりかねない。

 このような危機にありながら、歴史認識を持ち出しては北朝鮮と同盟関係にある中国に接近していく貴殿の姿勢は、自国民の自由と繁栄を手土産に自己の保身を図る愚かな行動であり、同じ自由主義陣営の国民として、まことに懸念と憤りを禁じえない。

 ちなみに、貴国と我が国との間には、「従軍慰安婦」問題という乗り越えるべき課題が横たわっているが、そもそも「従軍慰安婦の強制連行」は、事実ではなく、歴史の捏造である。

 貴殿が正しい歴史認識に立ち返り、韓国国民をミスリードすることなく、韓国と日本の真なる友好と、両国の平和と繁栄のために、未来志向の関係を構築すべく、指導力を発揮されることを、心から願うものである。

 最後に、私・矢内筆勝は、もし貴殿が安重根記念碑の建立に固執するならば、アジアの英雄であり、韓国の大恩人でもある伊藤博文公の記念碑を、韓国大使館周辺で建立すべく取り組むことを、ここに宣言する。

   以 上

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