矢内筆勝 新年のご挨拶

謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
昨年末の衆議院議員総選挙におきましては、我が党が国政に議席を有することはかないませんでしたが、立党以来、「正論」を貫いた活動が、民主党の壊滅的大敗、自民党の圧勝をもたらした有権者の「保守回帰」に対して、一定の影響を与えたものと考えております。

しかしながら、衆院選を受けて安倍新政権が発足したとはいえ、日本を取り巻く状況は総選挙前と何ら変わっていないのが実状です。中国は習近平新体制のもと、中華帝国主義を一層推し進め、我が国領海・領空への侵犯行為をエスカレートさせる構えであり、また北朝鮮による三度目の核実験強行の懸念も強まっています。まさに国防強化は待ったなしであり、立党以来、国防強化を一貫して訴えてきた幸福実現党としても、引き続き国難打破・日本防衛に向けた活動を行ってまいる所存です。

一方で、我が党の「正論」は一定の評価を得つつあるものの、宗教政党への偏見はいまだ根強く、我々はこれを打ち破り、有権者の皆さまから信頼をいただくに足る政党へと脱皮を遂げなければなりません。

そのための新たな取り組みとして、本年は、宗教政党としての強みを最大限にいかした「心の通い合うあたたかい政治運動」を広く展開したいと存じます。国民の皆さまに対して、真摯に、誠実に向き合い、理解・共感を得られる政党へと必ずや新生する所存です。

今夏には参議院議員選挙が控えます。これに勝利するために、党の総力を挙げて取り組み、私もその先頭に立って全身全霊を傾ける決意です。
皆様におかれましては、倍旧のご支援を賜わりますよう衷心よりお願い申し上げますと共に、新しい年にあたり皆様のさらなるご健勝とご多幸を心よりお祈り申し上げます。

平成二十五年一月一日
党首 矢内筆勝

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