【活動報告】農業の黒字化で地域を再生─農業の規制緩和を─

釈量子党首 広島を視察

釈量子党首 広島を視察

農業の黒字化で地域を再生

─農業の規制緩和を─

 釈党首は、「平成30年7月豪雨」の爪痕が残る広島県東広島市の中山間地に位置する小田地区を訪れ、年間1000人以上が訪れる先進農業のモデル地域を視察しました。

 小田地区では2000年代に小学校の統廃合や診療所の廃止が持ち上がるなど集落存続の危機が訪れるとともに、「農業では生活できない」と、耕作放棄を検討する農家が続出していました。

 03年に自治組織「共和の郷・おだ」を設立後、05年には「農事組合法人ファーム・おだ」を設立しました。17年まで組合長理事を務めた吉弘昌昭さんによると、地区の農家すべてに、組合への加入を説得。農地を集約して管理し、耕作放棄地は整備し直して土づくりから徹底。その結果、水稲など作物の収穫量が増えた上にコストは4分の1、労力は2分の1となり、組合の黒字化に成功しました。米粉を使ったパンは口コミが広がり、地元以外からの客を呼び込んでいます。

 

「黒字化で農業を誇れる」

「黒字化で農業を誇れる」

農事組合法人ファーム・おだの吉弘昌昭顧問理事(写真左)に話を伺う釈量子党首(同中央)と、野村昌央党広島県本部政調会長(同右)。

 地区からは、「儲かって孫に小遣いをやれるのがうれしい」「黒字化して農業の良さを誇れるようになった」などの声が上がっています。また、農業にチャレンジしたい若い人に空き家を斡旋するなどの取り組みの中で、新たに13世帯が移住しました。

 釈党首は「吉弘さんの、『農業は夢があって、何でもできる』という言葉は力強く、説得力がありました。日本の農業は、GHQの時代にできた農地法に縛られて、新規参入が難しいです。農業の規制緩和をすすめて土地を臨機応変に活用できれば、こうした農業組合法人の取り組みも活性化します。日本中に夢のある農業を実現したい」と話します。

 

参考

参考(幸福実現NEWS 次期参院選・第一次公認候補予定者を発表)

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