幸福実現党の釈量子党首が、東京都・JR有楽町駅前で第一声

参院選2019

 

幸福実現党の釈量子党首が、東京都・JR有楽町駅前で第一声

比例代表で立候補した釈量子党首(写真左)と、東京都選挙区から立候補した七海ひろこ広報本部長(同右)。

 
幸福実現党は参院選にて比例代表3人、選挙区9人を擁立しました。比例代表で立候補した釈量子党首は4日12時に、東京都選挙区から立候補した七海ひろこ広報本部長ともに第一声をあげ、「私たちは唯一の減税政党として戦っていく」「自分の国は自分で守ると決断できる国になるため、憲法改正を行う」など政策を訴えました。

釈党首は、「消費税増税の凍結をする、という政党はたくさんあるが、同時に資産課税の導入や累進課税の強化を進めようとしており、大・大・大増税政党です。私たちは減税をしたい。これを言うと、『財政は』『年金は』という声をいただくが、消費税が上がった結果、皆様はお財布のひもを締めたのではないでしょうか」として、物が売れなくなり、給料が減り、さらに財布を締めるという負のスパイラルが続いていると指摘。「減税政策は、個人の懐に現金を入れるよりも、よほど効果がある」として、アメリカでは、トランプ大統領の大減税で景気が良くなったことを取り上げました。

また、野党はもちろん、与党まで最低賃金の引き上げを掲げていることについて、「地方では、『賃金を上げたら首切りをしないといけない。勘弁してくれ』という声を山のように聞いています。これが保守の政策ですか?」と、企業活動への政府の過剰な介入を避ける必要があると指摘しています。

安全保障に関しては、「香港ではデモをやることしかできなくなっている。台湾についても、習近平氏は年初に『武力行使も辞さない』と言った。日本にも脅威が迫っている」とし、トランプ大統領が日米同盟の見直しに言及したことも受けて「自分の国は自分で守るという決断ができないと、主権国家ではない。憲法9条の根本改正、防衛費倍増も当然行う」と語りました。

また「エネルギーを守るのも国会議員のいの一番の仕事」として、ホルムズ海峡や南シナ海などシーレーンが不安定な中、原発の再稼働を進めることを推奨。「原発新増設も、経済成長によるエネルギー需要を考えた時に、真正面から向き合わないといけない」としました。

また、日本に国家目標がないのは問題だとして、「日本も、宇宙・航空・防衛・エネルギーなど、未来の基幹産業、“金のなる木”を育てるため、10年で100兆円の投資をしたい」と打ち出しました。また、外交面でも、「台湾を二度と見捨てません」として、台湾との間に基本法を制定することや香港自由化の支援、日露平和条約の締結を掲げました。

最後に、「私たちは宗教政党ということで、抵抗を感じる方も多いかもしれませんが、アメリカでは大統領が聖書に手を置いて宣誓しますし、中東の国々はイスラムの教えに基づいて判断しています。日本が欧米と中東の間の仲裁役になるとしても、宗教を軽く見たり、否定する政治家はやっていけないのではないでしょうか」と訴えました。

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