【幸福実現党NEWS】値上げの原因はバラマキ

努力の報われる国づくりで暮らしを豊かに

2022.10.05

値上げの原因はバラマキ
努力の報われる国づくりで暮らしを豊かに

幸福実現党

党首釈量子

スーパーやコンビニに並ぶ食品や日用品、ガソリンや電気代をはじめとする値上がりが止まりません。8月の消費者物価は約31年ぶりの急上昇を記録し、今後も上がると予測されますが、政府は有効な対策を打つことができていません。物価高を止めるには、バラマキ政策ではなく、各人の自助努力の精神によって、円の信用を取り戻すことが必要です。政府の減量と減税に舵を切ることが、日本経済を復活させる鍵となります。

偏った“物価高対策”に不満の声

政府は9月、物価高対策と称して住民税非課税世帯に1世帯あたり5万円を給付する方針を決定しました。給付対象者のなかには本当に困っている方もいますが、「税金の使い方が不公平だ」という声も相次いでいます。

そもそも値上げの原因は100兆円のバラマキ

物価高の原因にはロシア－ウクライナ戦争もありますが、政府の繰り返してきた「バラマキ」も原因の一つです。政府は“コロナ対策”として、借金をして100兆円もの大量のお金を刷ったために円の実力が落ちて（円安）、輸入に頼るエネルギーや食料の価格が上がっているのが現状です。
そのため、給付金を配ったとしても、物価高は止まるどころか、かえって悪化する恐れがあります。

Column

日本が円安対策できない事情

円安が進む原因に「日米の金利差」があります。
記録的なインフレを緩和するためにアメリカは利上げを続け、これが「金利の低い円を売ってドルを買う動き」につながり、円安を招いています。円安を止めるには日本も金利を上げる必要があります。しかし政府が巨大な借金をもつ日本の場合、1%利上げすると年間約10兆円の負担が増え、財政破綻の危機に直面しかねません。

値上げSTOP!
幸福実現党の訴える「物価高対策」

政府の無駄遣いとバラマキをやめよう

物価高対策として最初に行うべきことは、円の価値を下げることにつながるバラマキ政策など、政府の無駄遣いをやめることです。政府が使っているお金は、元は私たちが払っている税金です。政府が無駄なことをして借金を増やせば増やすほど、私たちの負担は重くなり、給料も増えません。政府は生産性の低い仕事を「減量」し、1200兆円の借金を減らすことを考えるべきです。

原発や石炭火力を動かそう

電力の供給が増えれば電気代が下がり、モノの値段も下がります。政府が導入を進めている太陽光発電では安定した電力が得られず、電力の高騰につながります。原子力発電や高効率の火力発電を増やすことで、安い安定した電力を確保することが必要です。例えば、柏崎刈羽原発7号機が稼働すれば、世帯当たり年間6800円もの負担が軽減されます（※）。

（※）東電試算および総務省「家計調査」等から算出。

柏崎刈羽原子力発電所 CC BY-SA 3.0

「減量」と「減税」で働く人を応援

稼いだお金を重い税金で取られてしまうなら、人々はやる気を失い国全体が貧しくなります。
一方、民間が付加価値を生む仕事に集中できれば、供給が増え、過剰な物価高を止めることができます。そこで必要なのが減税や規制緩和です。ただし、政府の無駄な仕事を「減量」せずに減税だけすると、借金が増えて、円の信用がなくなり、ますます円安になりかねません。
努力が報われる「小さな政府」を目指すことが、すべての人が豊かになる道なのです。

（※）東電試算および総務省「家計調査」等から算出。